亡くなった父と自分が嫌いな会社はいくつか重なっている。そのひとつは地元大手の私鉄、名鉄。
『名古屋の貯金箱』というあだ名をつけて、ことある毎に使っているほどだ。
その根拠となるエピソードは多々あるが、あえてここでは触れないでおく。
余談だが、名鉄にはシステム子会社が2社有り、そのひとつと仕事上で付き合ったが、二度と関係を持ちたくないのが本音だ。
そんな自分が嫌っている鉄道会社でも、肯定的なことを感じさせられることが、最近あった。それはポスターだ。www.meitetsu.co.jp
初めて見たときからなんとなく好感を抱いたが、そのときはまだ自分は写真撮影に興味がなかった。
自分がカメラでシャッターを切ることにはまりだして、さらにポートレートを撮ってみたいと思うようになってから、より強く感心を持ち出した。
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チャーミングなモデルの女性と撮影したフォトグラファーを知りたくなったので、ネットで調べた。
モデルの名前は河村花。所属事務所のHPによると愛知県在住のようだ。
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フォトグラファーについてはわからなかったので、名鉄の広報部に電話すると男性が出て、わかり次第折り返してくれると話してくれた。
3分後に着信があったので、期待して電話に出ると先ほどの男性が不可解なことを口にした。こちらでは答えられないから、名鉄お客さまセンターに再度電話して欲しいと。
相手のセクショナリズムに自分がどうして付き合わなくてはならないのか納得できなかったし、馬鹿にされたような気分にもなったが、仕方がない。多少の小言を言って、電話を切った。
知りたいという欲求は抑えられないので、言われたように以下の連絡先に電話した。
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名鉄お客さまセンターに電話をかける時点で、名鉄の企業イメージは更に落ち込んでいたが、電話をかけたあと更にそのイメージは悪化した。
電話に出た女性にこちらの要望を口にすると、そのままお待ち下さい、と言われた。
時間がかかりそうならば折り返して欲しいと、こちらが話すと、自分の言葉を無視するかのように同じセリフを繰り返したので、こちらも食い下がった。どれくらいかかりそうなのか、と。
すると、相手は返答に窮したようだったが、またまた同じセリフを繰り返されたので、諦めて待つことにした。
電話を持ったまま待つことおよそ3分。女性は自分が知りたかったことを答えてくれた。ポスターの写真を撮影したフォトグラファーが濱田英明だということを。
濱田英明はInstagramのアカウントがあり、積極的に作品を投稿していることも知った。
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女優の河村花とフォトグラファーの濱田英明を知ることが出来たばかりか、2人は良い印象を自分に刻みこんでくれたが、それに引き換え、名古屋に本社のある鉄道会社ときたら……。