淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

誤配されたあとに

 Amazonで購入した荷物を誤配されたままの自分。ドライバーが間違えた配達先が会社だったということなので、今日届く連絡を貰っていた。
 朝から自宅に居るとインターホンが鳴った。玄関先に出るとヤマト運輸だった。楽天市場で週末に買ったものが先に届いたのだ。

 お昼近くになっても荷物が届かないので誤配した業者、デリバリープロバイダに電話した。すると、誤配先の会社の人間とまだコンタクト出来ていないと言われた。
 つくづく代品として、別のハードディスクを受け取っておいてよかった。
 午後は出かける用事があるので、夕方しか戻らないことを話しておいた。

 実は今日の14時から、ある会社の入社面接を受けることになっていたのだ。気が乗らなかったが仕方ない。
 退職金がいつ、どれくらいの金額が出るかわからないし、個人事業主にならないかと誘ったエージェントからは、ろくな連絡が来ないからだ。

 その代わりと言ってはなんだが、転職サイトや転職エージェントからはひっきりなしに連絡がくる。お役所のハローワークからも。
 今までの転職活動でもそんなことはなかった。今の世の中、システムエンジニアを会社員としてすることに価値を見いだせない人間が多いということなのだろう。

 約束時間の10分前に相手先の会社に訪ねると、感じの良い女性が対応してくれた。自分にとってはストライクゾーンのど真ん中。といっても、本気で打とうとすると、空振りするだろう。
 今日の面接がどうなっても、彼女に会えただけでも今日という日の価値があったような気さえ、その時はした。

 面接は先方の会議室などが埋まっているために、近くの喫茶店で行うと言われた。
 自分の業界では、会社の規模によってはよくある話。中には居酒屋で面接を受けたという人間も自分は知っている。
 他の業種から変わった自分からは非常識に思えるが、IT業界ではそうでもないのだろう。

 さすがに、面接担当者は喫茶店の奥まったボックス席に自分を促そうとしたが、他の客が居たために座れなかった。
 結局、出入り口に近くて目立つ小さなテーブル席に向き合って2人で座ることになった。
 隣のテーブルに会話が聞こえてしまうような環境で、自分の面接は始まった。
 事が事だけに当然、自分の個人情報を聞かれる。それでも、答えなければならないのが嫌だった。前職の収入や、入社した際の希望収入額など。
 もし、入社することが出来たとしてもこんなデリカシーの無い会社には、躊躇するだろう。世の中、そんなものなのかもしれないが。

 今日の夕方になって、デリバリープロバイダはAmazonで買った商品をようやく持ってきた。その際に土曜日こちらが代品として受け取った商品が入っていたビニル袋の中に、領収書が入っていなかったかを聞かれたが、覚えていないと正直に答えた。ヤレヤレ……。

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金曜日に訪れた花フェスタ記念公園で撮影したバラのスナップ。この日の写真はまだ整理が終わっていない。