淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

ベトナムコーヒー

 先週の月曜日から土曜日まで、母と弟がベトナム旅行を楽しんできた。弟からは何も土産はなかったが、母からはお土産をもらった。それはベトナムコーヒーだ。
 受け取った時に、なるべくすぐに飲んで欲しいと言われた。他の人にも同じものをお土産として買ってきたようだが味に難があれば渡すのを控えることを、考えていたようだ。

 母が現地でいくつかコーヒーを買ったせいか、お店からベトナムコーヒーをドリップする道具をひとつオマケでもらっていた。そのオマケも自分がもらったので、早速そのドリッパーを使ったコーヒーを飲んでみた。
 普段はコーヒーをペーパードリップではなく、金属フィルターでハンドドリップして飲んでいる、自分。他のドリッパーを使用してコーヒーを煎れるのは、久し振りだった。

 専用のドリッパーを使って煎れたベトナムコーヒーの味は美味しかった。苦みが強い、フレーバーコーヒーのような味わいだ。どちらかというと酸味のあるコーヒーが好みだが、目が覚めるような感じがして朝飲むのに相応しいのではないか。
 本来のベトナムコーヒーは、自分のようにブラックで味わうのではなくて、コンデンスミルクを入れて飲むのが一般的なようだが。

 母と弟はベトナムでコーヒーを飲んだようだが、自分は飲んだことがなかった。同じ一週間ほど滞在したし、観光した街も結構一致しているのに。
 2人が訪れて、自分が訪れていないのはハノイ。逆に、自分が訪れて、2人が訪れていないのはニャチャンくらいだ。

 観光地よりも、旅行スタイルの違いの方が大きかったのだろう。2人は1人30万円以上の大手旅行社のパッケージツアー。自分はバックパッカーで貧乏旅行をしたからだ。ベトナム滞在時に全部で2万円も使用していないのではないだろうか。
 ベトナムコーヒーこそ飲む機会はなかったが、自分にとってのベトナムの印象は良いものになった。

 料理は美味いし、現地の人はのんびりとしていて優しい。また、アオザイをまとって美しいスタイルが強調された魅力的なベトナム女性を、数多く見た。
 それが証拠に、一緒に旅した友人はアオザイ姿の女性にシャッターを切りまくっていた。
 もし、今の自分がカメラを持って同じシチュエーションに出会ったら、同じかそれ以上にシャッターを切っていただろう。

 母のベトナム旅行の印象は、口ぶりからイマイチだったようだ。一番の理由は、料理が口に合わなかったようだ。
 異分化に触れるのには、年齢によってその印象が影響するのかもしれない。
 森鴎外夏目漱石がそれぞれドイツとイギリスに留学したが、鴎外はその経験から『舞姫』を執筆したほど堪能したのかもしれないが、漱石にとってはどうだったのだろう? 教科書で見るような渋い表情はイギリスで過ごしたことが影響しているのではないだろうか。

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家が片づいていないことと、テーブルフォトはまだまだだけどベトナムコーヒーを煎れた手順の写真を載せます。まずは、豆を入れて。
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お湯を少し注いで蒸らすために、蓋をする。
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蓋を取って、残りのお湯を注いで中蓋を沈める。
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ドリッパーをカップから外して、出来上がり。