淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

ミスかきつばたを撮影しに

 昨日、知立公園まで撮影に行ってきた。花しょうぶまつりのイベントのひとつである、『知立公園花しょうぶを写す会』に参加するためだ。
 ミスかきつばた4人が浴衣姿で参加するので、園内の花菖蒲をバッグに彼女たちを撮影するのを楽しむためだ。
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 彼女たち、ミスかきつばたが登場するのは10時から。自分は7時過ぎには家を出て、現地に9時前には到着した。
 知立公園を訪れたのは初めてだったので、園内の花菖蒲をカメラで撮影しながら楽しんでいると突然、初老のカメラマンに話しかけられた。薄い箱に入っていた額縁入りの写真を自分に見せながら。作品には祭りの山車が写っていた。

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知立公園内の花菖蒲のワンカット。
 彼曰く、特選を撮った作品のようだった。その作品が良いかどうかまでは、正直自分にはまだ評価できなかったが、自分にとってプラスになることに気がついた。それは、架線の誤魔化し方だ。
 今まで自分は構図を撮るときに、なるべく架線が入らないようにすることばかりを考えていたが、その作品は違ったのだ。しっかりと架線が映り込んでいる。
 ただ、メインとなる被写体、撮影者が一番伝えたい被写体を表に重ねることで、見る人が気にならないような構図になっていたのには、感心した。今後、構図を考える上では参考になるだろう。

 自分がその写真を好意的に鑑賞したことが伝わったのか、彼は次々と話を続けた。人と同じ場所でカメラを構えたら駄目だなどと、自分も最近感じはじめていることなどのいくつかと、話題は一致した。
 ただ、皆がカメラを構える場所にはわかりやすいメリットがあることが多く、皆がいないところには気がつきやすいデメリットが多いことも事実だ。

 ミスかきつばたが登場して、撮影会は始まった。
 先月、ミス各務原と中日フォトメイツを迎えて行われた各務原市の各務野自然遺産の森で行われた『たけのこまつりを写す会』に参加した時よりも、明らかに撮影技術が上がっていることが、自分で実感できた。
 それでも、今の自分のカメラ、レンズと撮影技術では克服できない課題があった。それは、被写体の表情が暗くなってしまうこと。

 彼女たちは浴衣に日除けとして、和傘を差していたために顔が影になってしまうのだ。レフ板などが使える環境ではないし、自分の持っているレンズはF値も高いものしかないので、他の高級なレンズを持っている人たちよりも圧倒的に不利だ。
 帰宅してから、持ち帰ったデータを整理及び現像しながら見ていると、悔しさが滲んできた。
 もっと彼女たちの表情をきれいに撮る方法を後から思いついたからだ。

 確かに高くて良いカメラやレンズはシャッターを切る数に比例して、欲しくなっている。だが、今自分が持っているカメラやレンズの性能をどれくらい活かしきっているかを問われたら、まだまだとしか答えられないレベルだろう、きっと。