今回の記事のタイトルはある女性が書いたblogへの当てつけだ。彼女はblogの中で人は仕事を通じてしか向上できないと書いていたことがあったが、自分はそのことにずっとひっかかっていた。
彼女のことはオフラインでも知っている間柄。年令は20代の後半、背は小柄なもののスタイルも顔立ちもまあまあなので、男性からはそれなりに人気があるようだが、はっきり言って自分は好感を抱いていない。
オフラインで会って会話していても、彼女のblogを読んでいても同じようなことを感じる。表面上は正論っぽい、意識の高さを思わせるようなことを時々表現するが、その表現に対して彼女の行動が伴っていない。
久しぶりに彼女に会った先日、自分の口が滑ってしまった。それらのニュアンスを漂わせてしまったのが、彼女の気に触ってしまい、ムキになって自分へ畳みかけてきたのには驚いた。
一応、彼女との関係性では自分がお客。意識が低い自分は彼女に見下されているからなのだろうか。
ところで、先ほどやっと一息ついた。今週末に行われるパーティーの準備がやっと終わったからだ。そのパーティーとは自分が参加している同人誌の25周年と100号の発刊を記念してのものだ。まさか、ここまで作業が多くなるとは思わなかった。
仕事をしながらだったら自分のスキル、集中力と体力では、こなせなかっただろう。
最後の最後に残した作業はある配布物を作ること、パーティー出席者全員にちょっとした読み物を配ることになっていたからだ。出席者によっては手持ち無沙汰になることを憂慮して、世話人の間から意見が上がったからだ。
作成したものはA4サイズ2枚。その元となるものは紙をスキャナで取り込んだと思われるJPEGファイルを受け取っていた。
そのファイルには、余分なページが付いていたり、古い紙媒体を取り込んだせいかデータ上にくすみや汚れも目立ったのだ。
昨晩、遅くまで作業していたが、全く捗らなかった。今までほとんど使ったことがないPhotoshopまで使っていたからだ。
いくらSEで普通の人よりは多少、パソコンに詳しくてもPhotoshopまで使いこなせる人はどれくらいの割合だろうか。Photoshopを使う作業はデザイナーの領分だからだ。
疲れ果てたので、深夜にさじをなげるような文面をメールで発案者に送ると、今朝になって返信が返ってきた。
その返信には発案者が苦労したことを伺わせる配布物のサンプルが添付され、徹夜で作業したことも書かれていた。だが、添付されたものは見るに耐えないものだった。
その返信を見た瞬間、自分にスイッチが入った。やはり、自分がするべき作業だったと。
睡魔と戦いながら手探りで作業した昨夜と違って、少しは寝たせいで多少は頭の回転がマシになっていたようだ。
1時間ほどでその作業に最低限必要なPhotoshopの使い方をマスターし、配布物を作成することが出来た。
これが仕事だったら言い訳を並べ立てて、Photoshopの使い方さえ少しもマスターすることなく終わっただろう。
それにしても何故、Photoshopが使える環境を持っているかが疑問に思っている読者がいるかもしれない。オフラインで交流を持っている友人知人の中には。
その理由は、後日に書き綴ることになるだろう。