淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

何を書けば彼らに伝わるのか

 今回の記事は書くかどうか、数時間も逡巡した。
 普段は雑記帳の緩いことばかりを書いているし、そのことについてある一定の読者がいてくれるからだ。
 だが、このblogを一番読んで欲しいと望んでいるのは、将来の娘。そのことを大事にして、慎重にこの文章を書き進めたい。

 参議院選挙の結果が出て数日が過ぎた今朝、びっくりするようなtweetがいくつも目に飛び込んできて、朝から気分が悪くなった。
 それらのtweetを本人たちが見たら、どう思うのかを慮らなかったのだろうか。それとも、故意的なのだろうか。後者であれば、時代に逆行するハラスメントだろう。
 それらのいくつかを以下に掲示する。


 最初のtweetは障害者であることをプロフィールで書いている人物のものだ。以下のtweetをした2名とは違うことが逆に引っかかってしまう。
 障害者が障害者を攻撃しているように見えるからだ。障害者だからこそ、障害者に寄り添った視点でものを考えられないのは、何故だろう?
 次はこのtweetだ。先に取り上げたtweetと、次に取り上げるtweetよりは一見ソフトに見えるので、取り上げるかどうか、最初は迷った。
 だが、自分はtweet内の次の部分が気になって仕方がなかったので取り上げた。
『障害者の人が国会議員としてまともな仕事を全うできるのか。』
 今の国会議員全てが、国会議員としてまともな仕事をしているだろうか? もっと言うと、国民の全てが仕事をまともにしているだろうか? まともの仕事についての、tweet主の定義を知りたいくらいだ。

 彼はプロフィールに会社の経営者だと明記している。自分のような万年ヒラリーマンで、しかも今は離職中のような人間に物を言われることは、彼のプライドを傷つけたかもしれない。
 もしそうであったなら、他人を傷つけたり貶めたりするようなtweetは控えてもらいたい。


 最後はこのtweetだ。このtweet内では次の部分が気になった。
『安倍首相は潰瘍性大腸炎を売りにして選挙に出ているか?』
 安倍首相は病歴を売ってはいないが、そのことを理由に一旦は首相の座を自ら投げ出した男。
 しかも、その投げ出したものはとても責任あるものだった。
 そんな人物に再び同じ責任を付託したことは、日本国民として大変恥ずかしく思っているのは、自分だけだろうか。

 ただでさえ、女性の政界への進出が世界と比べて遅れている日本。
 このことも、上記のtweetをするような人たちと同じような考えが、世の中にひっそりと隠れているからなのかもしれないと今、この文章を書きながら考えている。


 ひょっとしたらと思わせるようなtweetを上記に紹介したい。tweet内には次のようなことが書かれている。
『今回当選したふなごさんと安倍総理、どうも結構親交があるらしい。』
ameblo.jp
 最後に当選したふなごさん自身が、どんな思いで立候補したのかがわかるスピーチを、上記に紹介したい。
 そのスピーチの結びが届く人と届かない人の差は何だろうという、自分の思案は続くだろう。
『僕が議員になったら、全難病患者・障害者を幸せにするために働きます。全難病患者・障害者が幸せな社会は、みんなが生きやすい社会です。人の価値が生産性ではかられない社会を目指します。みなさん、力をお貸しください。』
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今日の写真はモデルの実莉ちゃん。沈んだ表情が今日の記事の内容に少しはあっているだろうか。