淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

なんちゃってプロカメラマンからの卒業

 しばらく、NikonAPS-C機を触ることはないだろう。自分が持っているカメラのことではない。Nikonのカメラは持っているが、D610だから。古い型ではあるが、一応はフルサイズセンサーのカメラだ。
 9月の終わりからお手伝いさせてもらっていた写真撮影での現場のカメラはNikonAPS-C機。
 昨日の日曜日で一旦、撮影の仕事は控えることを決めた。

 仕事の内容と給料が割にあっていないこと、社長が個性的というより人を使いこなすような徳がないために撮影の職場はいつも慢性的な人手不足。
 本来であれば、土曜日が最後の勤務で、日曜日は休んで好きなことをしながらゆっくりしようと考えていた。
 だが、1人メンバーが足りないので、自分と一緒に呑みにいって楽しく絡んでくれた大学院生のカメラマンのお昼休みが取れなくなることが気になった。
 自分が少しだけお手伝いさせてもらえば、皆がお昼休みは取れるからだ。朝から13時までの4時間ほど、自分が働けば。

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二枚とも開門前のショット。上は正門前、下は正門を潜って二の丸方面を望む。
 一昨日の土曜日と昨日の日曜の2日間は、先週と違って撮影をさせてもらえた。
 一週空いていたこともあってか、土曜日に自分が撮った写真はあまり売れなかったが、日曜日はなんとか体裁が保てるていどには売れたのは嬉しかった。
 撮影においてお金を受けとる最後の経験になってしまうかもしれないという感情が、自分をそんな気持ちにさせたのかもしれない。

 年末年始も撮影場所が営業するために、撮影の仕事も休まないらしい。よって、余裕があるなら年末年始の数日間、手伝って欲しいと社長から依頼はされている。給料を上げてくれることも聞いてはいるが、そのことについて信用はしていない。
 経営者や上司が口にする、耳障りの良い口約束を信じるほど、お人好しではないからだ。

 それでも、一日か二日くらいは働かせてもらってもいいかな、と思っている自分がいるのも不思議だ。
 嫌な思いをした方が圧倒的に多かったが、NikonAPS-C機のファインダーを覗きながらシャッターを切ったことは自分にとって貴重な経験になったことは間違いない。

 来週の土曜日からは、朝早く起きて灯油の移動販売をすることになっている。働くことが好きとは言えないが、どんな経験ができるか、どんな人たちに巡り合えるかが今から楽しみではある。
 もちろん撮影の仕事よりも高給なので、受け取れる報酬のことも。
 それよりも、様々な経験によって自分の価値観を変えることができる可能性を、一番楽しみにしているのかもしれない。

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今日の写真のモデルは初登場のいずみさん。名古屋城にゆかりのある四間道にて撮影。