淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

愛車が廃車になった後に教えてくれたこと

 人対人、会社対会社であっても支払い過ぎたお金を取り戻すのは困難かもしれないが、今日の記事は文句ばかりを口にするアラフィフのオッサンが税金を取り戻すエピソードだ。

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っくりかもしれないが、街中の風情も秋の終わりから初冬に装いを変えている。
 ポストに見慣れない封筒が投函されていたことから、全てが始まった。送付相手はお役所。封筒の色のトーンからして、今まで見慣れたものとは違っていた。
 役所から送られてきたものなんて好意的に見ることはできないが、仕方なく開封した。嫌なことでも見逃すともっと酷いことになる可能性が高いからだ。
 警戒しながらも折られた書類を開きながら目を通すと、意外なことが書かれていた。
 20年以上も乗り続けた車を今秋に廃車したが、その車の自動車税が返金されると書いてあったのだ。指定された金融機関の窓口に行けば19,000円が受け取れる、と。

 今週のある日、某UFJ銀行にその用紙、印鑑と身分証明になる免許証を持って向かった。
 物心をついてからは、今回の舞台のひとつになった某UFJ銀行は大嫌いだ。そのために、偏見に満ちた表現になっている可能性は高いが、悪しからず。
 無愛想な整理券発見機から整理券を受け取って、自分の順番を腰掛けて待っていた。
 師走でも遅い午前中、平日でも中日でもあったせいか行内は空いていたし、来行客の平均年齢も高そうだった。

 自分の順番になったので窓口に向かった。応対してくれたのは中年の女性。
 還付に必要な書類を渡して、自分はまた座ってその手続きを待っていると、窓口に呼ばれた。
 残念な感じの行員に、残念なことを言われてしまったのだ。今の状態では還付金を受け取れないと。書類に書かれている住所と免許証の住所が違うのが理由だった。

 一度、県税の窓口に問い合わせて欲しいと言われたので、その場で行員に電話を貸してくれるように依頼したが、断られた。
 こういう対応が、どうしても某UFJ銀行を好きになれない理由だ。
 受話器を手渡しながら彼女らが、次のような言葉を口にすることは決してないだろう。こちらをお使い頂いて確認して頂いてもよろしいでしょうか。

 仕方がないので、自分の携帯で窓口へ連絡するとある問題に乗り上げた。廃車をした車を買ったのは自分が実家に住んでいた20年以上前。
 今の自宅に自分が転居したことがわかれば問題ないのだが、電話に出た県税の担当はそれを示すことができる公的な書類が無いと言ったのだ。過去5年以内の転居であれば、住民票に記載されるがそれ以前になると、表記されないと。

 今後のために電話で応対してくれた男性担当を、仮名でオオタニにすることを決めて、今夜は筆を置くことにする。
 はたしてマスヲは、自分自身の19,000円を取り戻すことができるのだろうか(続く)。

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今日の写真のモデルは麻乃さん。