師走前半最後の平日である昨日は珍しく、会社からの連絡が二件もあった。
午前中には営業から電話があり、来週の水曜日に知多市で面談が設定されたことを聞いた。
来週の水曜日は18日なので、師走も後半になる。そんな時期に面談を受けても現場に参加できるのは年明けにならないかを営業に確認したのだ。
どうせ来月からの仕事になるのであれば、名古屋市内で働ける現場があるのは聞いていたからだ。
自分としてはただはっきりして欲しいだけ。今月中、早めに自宅待機を確定してもらえば、いくつかの打つ手はまだある。短期の仕事を見つけるなどして、働けばいいからだ。
はっきりしないまま、中途半端に会社に拘束され続けられれば、何も対処できないままに時だけが過ぎてしまう。
営業としては今月の最終週だけでも、現場に参加できると読んでいるようだが、自分としては半信半疑。営業職である彼に、自分が会った回数は両手で数えられるほどだが。
根拠はないが、彼の言っていることをそのまま鵜呑みにできない予感がするのだ。
午後は支店長からメールがあり、会社が契約しているeラーニングのサイト情報が連絡されてきた。
営業からその情報は聞いていたのだが、先週前半のことだったので、メールの文面を見てすぐにはピンと来なかった。
ログインできることだけは確認して支店長に、メールを返信した。
会社として、eラーニングで自分に何をどれくらいトレーニングさせたいかなどの、具体的な案を持っているのだろうか。 会社のことは放って置いても地球は回る。組織の一挙手一投足を気にしすぎても気疲れするだけ。
昨日の午前中は、パソコンに向かって文章を綴ったり、撮影データの現像をして過ごした。
午後からは友人が営んでいる理容院で整髪をし、そのままスーパー銭湯に立ち寄った。
昨日は13日の金曜日。第二金曜日なので、町内の夜回り当番だった。
異常なくらいの暖かさが続いている12月。
それでも、日が沈んでから数時間経っている夜回りの時間になると、屋外ではアウターは必須。
湯冷めを理由にして、サボろうとする考えが頭をよぎった。
自分が怠けたい時ほど、他人も同じような気持ちになりやすく、メンバーが少なくなるのではと考えていつも通りに参加することにした。
だが、自分の読みは外れてしまった。ここ数ヶ月の中で一番、参加人数は多かったのではないだろうか。
人数が多かったこともあり、夜回り中は絶えず誰かと会話していた。気が紛れたのか、寒さをほとんど感じなかった。
昨夜は自分が拍子木を鳴らしたが、いつもよりも気持ちよく音が響き渡ったのは、冬で空気が乾燥していただけでない気もした。