天気予報を意識しない人はお金が貯まらない、と何かに書いてあったのを読んだことがある。
仕事のときはあまり意識しないが、遊びに行くときだけは前日に天気予報を見ることが多い。
昨日の日曜日は、昼前に出かけたので天気くらいは確認する時間があったはずなのに。怠ってしまったので、出かけた先で傘を買う羽目になってしまった。
昨日、自分が出かけた先は大阪。『momo撮影会』に参加してポートレートを撮るためだ。
インバウンドという言葉は聞き飽きているせいか、特別に意識しない言葉になりつつあるが、往時の新幹線ではその言葉を強く意識させられた。
三人掛けの指定席の窓側、A席を予約してのぞみに乗車したのだが、隣、二席の乗客が外国人だったから。アジア系の母子だった。
インバウンドだけでなく経済ニュース的な話題までも、考えさせられた。二人は荷物が多くて、車内に置き場がなくて困っていたからだ。
目の前に大きなトランクが置かれて窮屈なせいか、少年は浮かない顔をしていた。
来年から新幹線への荷物の持ち込みが有料になることを知ってはいたが、JRの対応は今更感が拭いきれない。
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撮影会のロケ地は、大阪ビジネスパーク周辺。梅田で環状線に乗り換えて京橋の駅で降りると、大阪ビジネスパークまで、大阪城京橋プロムナードを歩いた。プロムナードは屋根が着いているので、雨でも傘は要らない。
ロケ地に向かうまでは重そうな雲は広がっていたが、雨はまだ降っていなかった。
『momo撮影会』は個人撮影。モデルとカメラマンが一対一での撮影になる。
前日、昔からの友人とお酒を呑んでいるときに撮影料のことを聞かれたので答えると、まわりは納得していたように見えた。
これまで、自分が個撮の撮影会に参加した場合は一人のモデルしか予約したことがなかったが、昨日は初めて二人のモデルを申し込んだ。
momo-kansai.com
一人目のモデルは今までに二回撮影させてもらっている、まやさん。彼女と撮影していると雨が降ってきた。
初めはパラつく程度だったが、次第に傘が欲しくなるほどになった。
雨中のポートレートにも挑戦してみたいとは思っていたが、昨日は完全に計算違い。雨に濡れても撮影できる機材を持ってはいたが、いろいろな意味で自身の準備が出来ていなかった。
二人目のモデルは、初めましてのぺんぺん。彼女の撮影は16時少し前からだったが、雨雲のせいかまわりは急に暗くなりはじめていた。
そんな中を二人、傘差しながら撮影場所を探しながら歩いた。彼女がぺんぺんと言われるようになったいきさつなどを聞きながら。 帰りは、ひかりの自由席に乗ると新大阪発ということもあって、車内は空いていた。
名古屋駅で在来線に乗り換えようとホームに向かう階段を昇ろうとすると、多くの降りていく客に飲み込まれた。そのほとんどが女性だった。
クリスマス前だということもあったのだろうか。大阪市内では若いカップルが目立ったが、出発時も名古屋に戻ってからも、少なかったのは何故だろう?
統計的には47都道府県で一番、結婚適齢期の男女バランスが悪いことは証明されている愛知県。ただ、他にも理由があるような気がなんとなくした。大阪の街から帰ってからは。