今日は久しぶりに丸一日を娘と二人きりで過ごした。娘と一緒にスキーをして。
早朝6時に妻の実家に娘を迎えに行って、Ontake2240に向かった。
ある程度の情報を話して、ゲレンデの選択は娘に任せると、彼女自身が行ったことがなかったゲレンデを選択した。
ontake2240.jp
中津川インターで高速を降りて国道19号を北上するとすぐに、ちょっとした渋滞に捕まったのが、いかにも3連休の中日らしい。
道路工事などで車線でも規制されていることなどが原因かと咄嗟に考えたが、単なる自然渋滞だった。
『Ontake2240』へのルートは木曽の他のスキー場と違って、いち早く国道19号線から外れる。
しばらくは気持ち良く走れたが、道路脇に積雪が目立つようになるころには、前方に車が多くなっていた。
走行車線にもはっきりと雪が積もっている状態になったころ、前の数台が停車した。
たいした積雪でもないのに、先に進めない車が原因だったようだ。
暖冬とはいえ、流石に標高の高いゲレンデに向かう道。しかも、木曽近辺のスキー場へのアクセス路では、現状では一番の険しい道が続いているので、ある意味では仕方がない気はする。
苦労してゲレンデに向かっても、娘と自分への受難は続く。駐車場で駐車スペースを探すのに苦労したのはまだまだ序の口。
リフト券を買うために、チケット売場に向かうと列が幾重にも曲がって続いている。
その時にはじめて知った。翌日が二月二四日、『Ontake2240』の日であることを。それにちなんでこの三連休はリフトの大人一日券が2,240円で購入でき、ランチサービスとして特定の丼メニューが無料で提供されることを。 ゲレンデに訪れた人たちの多さによるデメリットは一日中、自分たちに影響を与えた。
リフト待ちの時間の長さ、昼食を食べる際にレストランでの席の確保などなど。
スキーバブルのころを彷彿とさせるようなシーンに、今日一日で何度も遭遇した。
ここ最近の疲れもあって、娘と一緒でも自分はイラつくことを隠せないでいた気がした今日の自分。ため息と『疲』を含んだ言葉を何回、口にしただろう? 娘に対して申し訳ない気持ちはある。
だが、娘はそれらのことを気にしていない可能性も、あるかもしれない。
ゲレンデからの帰り道、娘が自分の印象を語ったのを聞いて驚いたからだ。彼女からは、余裕がある人に見えているらしい。
忖度してくれた発言だったのかもしれないが、どうだろう?