今日の記事は、自分の中で当たり前のように思い続けていることをタイトルにしてしまった。
それには理由がある。一年前と一昨年前のこのblogの記事を読んだからだ。
hatehatehahaha.hatenablog.com
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記事のヘッドラインだけでも、今との違いがはっきりわかる。
当時の記事にはポートレートだけでなく、写真すらも掲載されることは少なかった。スマホで撮った写真ですらも。
また、両記事とも内容は副業先のこと、昨年の三月で辞めたラーメン屋のことが書かれている。
ラーメン屋には十年以上は勤めた。アラフィフになったので、自分の人生の1/5以上も関わったことになる職場だ。本業としてもそんなに長く勤めた組織は、今のところないし、これからも無いのではないか。
ラーメン屋を辞めてから、自分の人生は大きく動きだした。本業として所属していた会社を退職したこともあって。
会社を辞めたばかりのころはもう、会社員になるつもりはなかった。
だが、人生は皮肉なもの。いろいろな事情があって、再び社畜に成り下がってしまった。 一年前の自分が最近のblogを見たら、どう思うのだろう? 文末に女性のポートレートが掲載される形式についても。
そのころはまだ、娘に譲り渡したミラーレスカメラが家のどこかで埃を被ったままになっていたはず。
スナップからはじまって、ポートレートに嵌まりだしてからは、新品中古を併せて一年で三台のカメラを買った。手元にレンズはその倍以上はある。
それだけでも、一年という時間は人を変えるのには充分だろう。
自分が変わったのはそれだけではない。
長い間、このblogを読み続けている読者にはわかっていることかもしれないが趣味だけでは飽き足らず、副業で撮影の仕事にも数ヶ月だが従事した。
昨日、帰りの通勤電車に乗っている時に自分で撮った写真を久しぶりに見返した。
最近、鞄の中には2L版の写真が収まる小さなアルバムを持ち歩いている。機会があったら、いつでも人に見てもらうためだ。
初期に撮った写真が懐かしかったし、最近撮っている写真との差は明らかだった。
このごろの写真には少しだが、自分らしさが現れているような気がする。良くも悪くも自分の個性までもが、写りはじめているのかもしれない。