新型コロナウィルスの感染を杞憂して、政府がイベントの自粛要請をしてから二週間。
二週間という時間は長いのだろうか、短いのだろうか。最近の自分にとっては、二週間は長い。
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その間、ニュース越しには毎日のように我らの晋三君が、今が正念場と言い続けてくれた気がする。
その結果は今の通り。今日、新たに世間をざわつかせるニュースがひとつ加わった。選抜高校野球大会の中止だ。
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相手あってのこと。しかも、その相手は人類が知らないウイルスだったとしても、日本における今回の為政者たちの振る舞いはあまりにも部様。
後になってから後世の人たちの評価が変わる可能性はまだ、残っているのかもしれないが。 この二週間、世間では何が起きただろう? 市井の人たちは何を感じ、何を思い、何を考えたのだろう?
自分からしたら世間でそれなりに上に立つ人が、それなりの行動をしなかったと、まずは断じたい。
下々の人たちの気持ちを萎えさせる事ばかりしてきたから。せめて、その代わりの何かを見せたり、与えたりすることが、何故できなかったのだろうかと思えて仕方がないからだ。
東京ディズニーリゾートやUSJなどの休園がさらに長引くことになったのは、その現れのひとつではないだろうか。
今回のような非常時の場合、個人個人の楽しみが奪われてしまうのはやむを得ないが、あくまである程度。
失ったものがあるのであれば、得るものがなければおかしいだろう。
休みが制限されているのに、仕事だけは今までと同じように求められている人が多いのに、自分は納得がいかない。
感染リスクのために休みの日は人が集まる所に赴くな、と言っておいて、通勤リスクにさらされながらもオフィス、事業所や現場などで働かされている人が多数いる現状を。
二週間先に、この状況はどうなっているのだろう? 一万人を超した患者を持っているイタリアは落ち着いているのだろうか。パンデミックになっていないといいのだが。
二週間先に今の現場に自分が居ないことを、今日知ったばかり。理由はともかくとしてどこに移動するのか、今までと同じ仕事なのかさえも、聞いていない。返信メールを出したのにも関わらず、自社の営業からは回答をもらっていないからだ。 二週間はそんなに遠くない未来。
だが、今の自分には結構遠くに感じる。