淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

まさこさんとテンピン

 『まさこ』という名前は、自分と年齢が近い女性には多いのではないか。
 高校時代の同級生で一人、昌子さんというキレイな女の子がいた。彼女と自分は同じ部活。
 同じ部活の友人が一時、彼女のことを異性として意識していたが、結局はどんな物語も始まらなかった。ごくありふれた、そして退屈でもある青春の1ページ。
 彼女は今、どこで何をしているのだろう? 

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今日の名古屋の中心部。あるものを買いに街中まで。
 世間に広く知られている人の中で、すぐに思いつくことができるまさこさんは、何人かいる。
 真っ先に連想するのは、現皇后。次に思いつくのは歌手の森昌子
 正直、どちらも自分のタイプではない。
 彼女たちほど名前を広く知られていないかもしれないが、自分が気になっているまさこさんがいる。
 森まさこ。代議士でもあり、今の法務大臣でもある。
 彼女のことをどれくらいの有権者は知っているのだろう?

 彼女の見た目と雰囲気は自分の好みのど真ん中。打つ気満々でフルスイングをしても、おそらく空振りになるだろう。
 彼女は大臣になってから、野党やマスコミからいじられてばかり。そのせいか、彼女に哀愁を感じてしまう自分がいる。

 彼女がバーのカウンターで一人、呑んでいるのを見かけたら、さりげなく隣に座って彼女に素敵なカクテルでもご馳走したい。
 ヤレヤレ。またまた得意の妄想が始まってしまった……。

 彼女がTVに映っているとき、影のようなものが見える。
 晋三君に進退伺いを出したらしいが、慰留されたことをニュースで聞いた。
 彼女のファンの一人としては、背負っている重い荷物をさっさと降ろして、楽になってくれることを願うばかりだ。

 司法試験を合格しているので、代議士を辞めても弁護士に戻れば、日々の暮らしにだってそんなには困らないだろう。
 それなりの容姿も持ちあわせているので、TVのニュース番組やワイドショーなどに出演できる可能性だって少なくないはず。
 美人コメンテーターとして活躍できるかもしれない。

 そんな彼女が先日、ある単語を口にしたことに違和感を覚えた。その単語とは、『テンピン』。

 ちなみに、テンピンとは賭け麻雀のレートのこと。
 彼女はそのレートが高額ではないと言った。
 確かにバブルのころまでなら、サラリーマンの遊びでも珍しくなかったかもしれない。
 だが、今のように汲々とした世では、そんなレートを選ぶことができる勤め人は、どれくらいいるのだろう?
 徹麻で大負けしたら、一か月どころか二か月分の小遣いだって無くなってしまうだろう。

 彼女には早く楽になってもらいたい。その前に誰かさんに出した訓告を引っ込めて、懲戒にするという当然の仕事をしてから。

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今日の写真のモデルは初登場、めいさん

待ち望んでいたミックスジュース

 ほぼ2か月ぶりに外食をした昨日。友人と二人で地元にある鳥貴族でグラスをかたむけた。
 友人は今日から3連休、自分は在宅勤務なので平日の早い時間から自宅近くで呑むことができた。

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鳥貴族に向かう途中でのショット。
『うぬぼれ中』の木札が今までと同じように店の入口にかかっていたが、店に入るとすぐに店員があることを促してきた。レジ横に置いてあった除菌液で消毒することを。
 相変わらず、海の家のような安普請の椅子に座っていると、友人はすぐに現れたのでビールジョッキで乾杯した。

 実はビールよりも呑みたかったものがあった。それはミックスジュース。
 先日、バラエティ番組の『アメトーーク!』で『鳥貴族芸人』が放送されたのを見ていたら、おすすめのドリンクとしてミックスジュースが紹介されたので、それからずっと気になっていたからだ。
 放送当時、『鳥貴族』は営業自粛のまっただ中。それでも、見ている人の印象にはそれなりに残ったのではないだろうか。
 一昨日、Instagramを見ていたら撮影したことがあるモデルがストーリーで鳥貴族のミックスジュースを写していたから。

 ビールを二杯くらい呑んだあとだったと思う。満を期してミックスジュースを頼むと、マスク姿の店員がジョッキに入ったミックスジュースを運んできた。
 すぐに口をつけると期待が大きかったせいもあるだろう。ちょっと残念な気分になった。
 290円という価格を考えれば致し方ない気はしたが。

 友人と二人で飲み始めたのは18:30。
 他にも客が何組か来店していたが、ほとんどは二人連れだった気がする。
 自分もそうだが、他の客も多くの人と同時に集まることを、まだ避けているのかもしれない。

 自粛を解いて営業を始めてはいるが、営業時間はまだ22:00まで。閉店まで、3時間以上は呑んでいたが時間が過ぎるのを早く感じた。

 ゴールデンウイークが過ぎてほぼ二週間。
 まわりは少しずつだが様子を見るように、音をたてはじめて、スピードも上げている。
 皆がアクセルを少しずつだが踏み込み始めている気がするが、それでも今のところは大事には至ってはいない。

 国内における新型コロナウイルスの感染ピークが3月27日だったのではという説がここ数日、囁かれはじめている。
 その説が真実だったとするならば、晋三君が出した宣言はほとんど意味がなかったことになる。

 これだけの被害に収めたのは国民の力と言えるのかもしれないが、あんなにどうしようもないボンボンを二度も首相に選んだのも自分たちだという事実を忘れてはいけない気がする。
 たとえ、コロナが完全に収束したとしても。

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今日の写真のモデルはまやさん。

文春とTwitterさえあれば?

 文春砲がまたまた炸裂した。
 今回、被弾したのは東京高検検事長の黒川弘務。名は体を表すではないが、少しも白いところがないように自分からは見える。
 これまで、何かと世間をザワつかせてばかりいた彼。さらに彼の周りは騒がしくなるだろう。
bunshun.jp
 それにしても、新聞記者と麻雀をするとは。彼も彼だが、記者も記者だ。
 どうせ、打つのに多少は握ったのだろうから、バレにくい方法を選べばよかったのに。
 オンライン麻雀を提供しているサービスは多々あるし、パソコンだけでなくスマホでも遊べるものがほとんどだ。
 こんなところにも、オンライン化がなかなか進んでいない現状が現れている気もする。

 そのへんで、のんだくれているオッサンと違って、それなりの教育を受けているはずの彼ら。新しい技術、便利な方法を選ばないのはどうしてだろう?
 スカイプで通話しながらオンライン麻雀の貸宅を利用すれば雀荘に行くよりも快適だと10年以上も前に、ある高校生から教えてもらった。
 その高校生が通っていた学校の偏差値は高くなかったが、遊ぶこと楽しむことへの素晴らしいアイデアを彼は数多く持っていた。

 黒川弘務の名前を見ると、どうしてもTwitterを連想してしまう。
 先日、何十万回も投稿されたキーワードとともに。
 自分もその行進へ参加したが、行動の結果への期待はしていなかった。
 だが、晋三君は意外とそのことを意識していたようで、悪巧みを引っ込めた。

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Twitterで繰り返されたハッシュタグ
 そのことが嬉しくなかった訳ではないが、複雑でもある。
 権力者に対して、一番大事な方法で牽制できなかったのに、SNSで牽制することができたことに。
 コロナ渦中に静岡で行われた補選で、与党候補に野党の統一候補が負けたことは記憶に新しい。
mainichi.jp
 これからも、しばらくは同じような流れが続くのだろうか。
 新聞やTVの報道番組ではなく週刊誌、投票ではなくSNSでの言動を権力は気にし続けるのだろうか。

 自分は文春もTwitterも知っている。
 どちらも、または片方しか知らない国民も多いだろう。そんな人たちからしたら、今この国で起きていることを理解するのは、相当にハードルが高いのではないだろうか。

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今日の写真のモデルは宮本はなさん。

届いたアベノマスクと立てこもり男

 目下、今年の流行語大賞を受賞するのではないかとも言われはじめているアベノマスク。
 今日になってようやく、我が家のポストに投函された。
 特別定額給付金の申請書、どちらが先に届くか興味を持っていたが、マスクの方が先だった。

 開封はまだしていない。外側から見るかぎりは汚れてはいないし、ゴミなども混じっていない。
 どこの会社が担当したのかも、外見からはわからなかった。
 見れば見るほどに何の変哲もないマスク。こんなもののために数百億円ものの税金が使われたかと思うと、虚しくなってくる。

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撮りがいはないにしても、あまりにも雑にスマホで撮影してしまった。
 自分の給料明細が電子化されたこともあって今月に支給された明細を繰り返し何度も見た。その度に怒りがこみ上げてきた。
 自分が身を削るような思いをして必死に稼いだ金額から、6万円以上もお上に差し出していたのを知ったから。

 給料明細が電子化されたのは今月で二度目。
 その2か月で、10万円以上も国に差し出しているのにも関わらず、その見返りを自分が少しでも受けたことがあるのかを考えてしまった。
 100年に一度と言われるような惨禍に見舞われても、組織員である自分たちを組織は少しも助けてくれないことがはっきりとした。
 質、スピードともに最悪だったことをたった2枚のマスクが現している。

 仕事が終わってから、通院を続けている耳鼻科の医院で診察を受けた。
 右耳は低音が少しだけ聞き取れるようになっていることが検査でわかったが、左耳は相変わらずに芳しくない。

 診察後、待合で会計を待っている間に点いているTVを見た。二十代後半の男性が母親を人質に、立てこもっていたことがニュースとして報じられた。
 その男性は、いわゆる引きこもりだったらしい。今の状況だったら賞賛されてもよい生活態度。
 誰かがほんの少しだけでも褒めてあげていたら、と少しだけ考えてしまった。

 人は自分以外の誰かを傷つけず、追い込まず、貶めることもなく生きていくことができるのだろうか。
 もし、そんな風に生きている人がいたら聖人と呼ばれるのだろう、きっと。
 言葉はあっても、実際に見たり触れたりしないものを信じなくなっている自分だが。

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今日の写真のモデルはMumeiさん。

電子化への障壁

 特別定額給付金のオンライン申請を断る自治体が出てきたことが、ニュースになっている。
 百年に一度と言われているような国難の時に、たった10万円を受け取るためだけに手続きが必要なことが問題な気はするが、とりあえず置いておくことにする。
 機会があったら、そのことについては改めて文章を書きたい気持ちがあるから。

 アベノマスクと同時に小切手を全世帯に送ればいいような気もしたが、それだと余計に遅くなってしまう可能性が高くなってきた。
 たった2枚のマスクは、まだ自宅のポストには届いていない。

 在宅勤務になり、緊急事態宣言が出てからの巣籠もり生活の中では、ほとんど現金を使わなかった。
 逆に対価を現金で支払った場所はかかりつけのいくつかのクリニックと、一昨日整髪してもらった理容院くらい。
 おかげで、ATMを1か月以上は使用しなかった。
 振込はネットバンク、ほとんどの買い物はカードなどの電子決済で済ませていたから。

 オーストラリアではスピード違反の罰金でさえ、クレジットカードで支払うことができることが、村上春樹が書いたノンフィクションに書かれている。
 その文章が書かれたのはシドニーオリンピックのころだったので20年ほど前だが、今の日本ではまだ同じようなことができないのは何故だろう?

 新型コロナの影響でテレワークが奨励されるようになっても、承認のための捺印が妨げになっていることがさかんに言われた。
 先月までは自分もそんなことに巻き込まれていた。
 現場での勤務実績を確認して捺印し、捺印したものの写しを紙で受け取ることになっていた。
 受け取ったものはそのまま自分の会社へ提出するのではなかった。自宅へ持ち帰り、スキャナで読み取って電子ファイルに変換してからメールで送った。

 それでも今月からは、オンライン上で全てが行われるようになった。当たり前のことだと思うし、非難も多かったのだろう。
 シャチハタでの捺印には、法律的な意味なんてないことはほとんどの人が知っているから。

 システムエンジニアとして初めて働いた会社の上司は、常時シャチハタを持ち歩くのは社会人として当たり前のことだと言った。
 上場会社で初めて働いた時の上司は、欠勤などで不在になるときには、シャチハタを会社に置いていくようにと口にした。
 二人の上司の言葉に自分は従わなかったし、今でもその言葉には違和感を覚える。

 今でもまだ、そのようなことを言う管理者はあちこちの組織に残っているのではないか。
 自分の身の回りでも変化をたた怖がっている人は多い。変えた方が、メリットが多いことがはっきりしているはずなのに。

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今日の写真のモデルは加藤凪海さん。パレット撮影会にて撮影。