淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

観察力もなければ鈍感力もない

 胃が少し重くてすっきりしない時には、炭酸飲料を飲むようにしている。
 そんなときはスプライトがよいと、友人に進められていたのを覚えていて、ある日に試してみると期待して以上に調子がよくなった。
 それ以来、いろいろな炭酸飲料を試してみたがおすすめはやはり、スプライトだ。
 このごろではコンビニや自販機でもコカ・コーラは販売しているが、スプライトはなかなか見かけない。
 そんなときは三ツ矢サイダーで代用している。
 今参加しているプロジェクトで使用している事務所の給湯室に自販機が置いてあり、三ツ矢サイダーも販売されている。
 昨晩お酒を飲んだせいか、二日酔いではないけれど少し胃が重かったので、その自販機で三ツ矢サイダーを買った。
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 サイダーを飲んでいるとシャッキリとしてきて、仕事への集中力もあがってきた。
 昼下がりに給湯室で自分のコーヒーをドリップしていると、他会社の若いエンジニアが自販機に飲み物を買いにきた。
 彼はマスヲの知らない知識を知っているので、いろいろな技術的なことを聞いたり、相談しているうちに仲良くなった。
 飲み物を買いにきたようで雑談をしていると彼は財布ではなくてスマートフォンを取り出した。
「この自販機電子マネーって使えた?」マスヲは尋ねた。
「昨日まではだめでしたね」彼は続けた。「でも、このシールが張ってあったので」
 電子マネーが使用可能であることを告げるシールを指差した。
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 マスヲは現金で買い物をするより、電子マネーやカードを使用するのが好きなので、スプライトか三ツ矢サイダーを求めて通勤途中のコンビニに寄った。だが、陳列されてなかったのであきらめて、その自販機で現金で買ったのだ。
 「鈍感力」という言葉が流行ったことがある。
年を重ねても、他人からしてみれば気にしなくてもいいようなことに気を重くしてしまうことも多々あるので、マスヲには鈍感力はないだろう。
 かといって、人に誇れるような注意力や観察力があるわけでもない。
 人の性格や能力は長短裏表の関係になっているはずなのにそのどちらも自分にないかもしれないと考えているとむなしくなってきた。
 入浴しながらぼんやりと考えていると、二元的にしばられて考えなくても多元的に考えれば、もっと別な能力があるはずだと楽観的になんとなく思えてきた。
 観察・注意力や鈍感力に比較対象されるような自分の能力に早く気が付きたいと思っているが、その能力に気が付く日はいつになるのだろう?