淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

串勝男の補給場所

 このblog№1の登場回数との人気を誇る串勝男。何人かの読者から彼が仕事中に間食として食べている串カツをどこで買ってくるかの質問をされたことがある。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 その度にコンビニじゃないかな、と答えていたらある読者にコンビニならソースを付けてくれるのでマイソースは要らないのではという鋭いツッコミを受けた。確かにコンビニで揚げ物を買う時はソースがついてくる。
 それからは彼がどこで串カツを買ってくるか、自分も気になりだした。一旦気になると喉に魚の骨でも刺さっているかのように気になって仕方がないまま日々を過ごしていた。

 だが、先日その謎が偶然に解けた。大須アーケード街に繁盛しているあるスーパーがある。その名はサノヤ。店先にはいつも自転車が隙間なく停められている。

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サノヤの店先
 自分は料理を作るのが好きなせいかスーパーやデパートの食料品売り場を見るのも興味がある。これだけのお客が訪れているのでいつしか店内を見てみたいと思っていた。
 いくら生鮮品が安くても混雑した地下鉄や私鉄の車内をスーパーのビニル袋をぶら下げて帰るのにはかなり勇気がいる。自分は勝男みたいにワイルドでもないし、勇気がないので帰社時に寄り道するのを自重していた。

 だが、ある日我慢できなくなり買わなくても見るくらいならいいだろうと思って店内に飛び込んだ。すると夕方でもお弁当屋惣菜コーナーが結構充実していることに気がついた。店内は決して広くないのに、全体のバランスを考えると普通のスーパーよりもかなりスペースを取っている。
 感がひらめいて揚げ物コーナーを探すと彼のソウルフードの串カツを発見した。見慣れたパックに入り、ソースはついていない。まさにいつも隣で彼が机の上で開封して食べているやつだ。

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勝男のソールフード、串カツ
 今日の夕方、彼は久しぶりに串カツを買ってきた。だが、自分や周りに気を使ってか自席ではなく皆が昼にお弁当などを食べる共有スペースで食べていた。もちろん、マイソースを持っていって。

 自分のことを野蛮人と言っていたほどワイルドな彼は、秋が深まってきて気温が下がってきてからも、上着は着ていたが当たり前の様にノータイだった。それがまた似合っていた。
 だが、ここ数日ネクタイを着用しだした。別に現場でのドレスコードでネクタイが義務付けられていないのにどうしたことだろう?
 彼はワイルドから脱皮したいのだろうか。彼が脱皮したら何になるのだろう。だが、それを見届ける前に彼はおそらくいなくなるだろう。