淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

パソコンが使えない若者の増加ニュースを見てゆるく考えてみた

 ネットであるニュースを見ていたら新聞社が発信元だったので、何気なく見て何気なく納得するところだった。
mainichi.jp
 昨夕、スーパー銭湯の湯船でリラックスしていたら、そのニュースのことをいつの間にか思い返してゆるく考えていたのだ。

 自称3流システムエンジニアのマスヲとしては以下の見解だ。パソコンが使えない若者、それが大騒ぎするほどの問題なのかと。
 本当に職場で必要であれば、嫌でも必要なスキルとして自分のものにするだろう。もし、自分のものに出来ないのであれば他のことで頑張るか、職場を変えれば済むだけのことではないだろうか。

 ちなみに、自分が週末に副業しているラーメン屋の店舗内にパソコンはない。それどころかタイムカードも前時代的な打刻式。そのために一部のアルバイトは遅刻したときに自分で時刻を元に戻すという誤魔化しをしょっちゅうしている。カードの打刻機をオンラインの電子式にしてしまえば、簡単に不正が防げるのにも関わらず。
 さらに、FAXもないのだ。一日の売上金額の報告などは閉店作業を行う社員が本部の留守番電話に録音している。あきれるほど非効率な方法だ。
 翌朝、本部の事務担当者が留守録されたテープから売上金額などのデータを起こしているようだ。
 こんな生産性の低いことを行っていても、名古屋市内近郊に10店舗も展開することができているし、テレビCMを時々流すことができるくらいの利益を出している。

 なぜFAXを置かないかということを*1ある社員に質問したことがある。すると驚くような言葉が帰ってきたのが忘れられない。FAXを使えない社員が何人も居るからだよ、と。
 自分はスペシャリスト志向。チェーン店とはいえ、ほぼマニュアルがない状況でも毎日、どの時間でもある程度のレベルが維持されたラーメンをお客に提供することの方が自分には難しいと思う。パソコンはともかく、最近の多機能なFAXを使いこなすよりも。
 人には向き不向きが当然のようにあるし、そのことを認めあうような寛容な社会の方が自分は生きていて楽だし、少しでもそうあって欲しいとも願ってもいる。

 そもそも今のパソコンの入力装置がキーボードであることに誰も疑問を持たないのだろうか。自分は今この文章を書いていても気になっているくらいなのに。
 日本語だけを入力するだけなら、キーボードでローマ字入力するよりもスマホタブレットで日本語を入力するほうが、脳内作業の効率は後者の方が優れているはずだ。そのために誤字も減るので文章の質は高くなると思うのだがどうだろう。

*1:今はもう退職している