台風から変わった温帯低気圧と梅雨前線の影響で続いていた長雨が、ようやく終わった昨日。
朝、洗濯ものをベランダで干そうと思っていたら、少し雨がぱらついたが、その後は夏らしい一日だった。
日中は一昨日に引き続き、副業先のラーメン屋で走りまわっていた。二日間ともに感じの良いお客ばかりの来店だったせいか、気分よく働けた。
来週末の3連休も2日間、自分は働くことになっている。自分が働いている店だけでなく、飲食業界はどこも慢性的に人手不足なのだろう。
毎日のように出勤しているパートのせいこちゃん。彼女によるとお客に、次のようなことを言われたという。ついにこの店も外国人を雇うにようになったのかと。日本人と結婚したために、国籍こそ日本となっているが、生まれは中国四川省である、毛さん(仮名)のことだろう。
来週末は初めて毛さん(仮名)と一緒に働く予定になっている。彼女の旦那同様に、魅力ある女性との恋であれば、ボーダレスなマスヲ。彼女の魅力にはまってしまうのだろうか。
せいこちゃんからしてみれば、毛さん(仮名)にメロメロになっている店の男性従業員は、マコちゃんを含めて2人。自分も3人目になってしまうのだろうか。それとも、夜遊びで鍛えている選球眼の成果が表れるのかは、来週以降でないとわからない。
昨夕は、母と弟の3人でビアガーデンに出かけた。名古屋だけでなく全国的にも有名な浩養園に。実母の誕生日だったからだ。
母は外の景色を見ながら食事をすることと、ラム肉が好きなので、亡くなった父が元気なころから、毎年家族で出かけるのが恒例だった。
昨年はイレギュラーで他の店にしたのだが。
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今年も自分の娘を誘うのか、当日まで迷った。だが、昨年妻が自分や家族に対して取った態度が、どうしても納得できなかったので、娘に声をかけるのをためらったのだ。
浩養園へは鶴舞駅から無料のシャトルバスが出ている。そのバスの時間まで少し時間があったので、駅周辺を散歩した。
JRの駅前は鶴舞公園の正面になっている。雨上がりのせいか正面にある花壇の花の色彩が鮮やかに見えた。 バス乗り場、周辺で待っていると弟と母が表れた。母の歩き方が少しだけぎこちない。最近、片方の足首が歩くときに気になるようだ。
自分よりも二回り年上だが、年齢以上に若くみえる。だが、加齢によって少しずつではあるが体に不調が出て来ても仕方がない。あと、何回こうして一緒にビアガーデンに行けるのだろう?
浩養園に着くと今年は空いていた。予約していたこともあるかもしれないが、人工的に作った滝に一番近い席で、ロケーションも良かった。
まわりの席は閑散としていた。店員の情報によると、日曜日は空いていることが多いらしい。ちなみに浩養園の従業員も外国人が目立った。
予約をしていたのは18時。まわりが明るいうちは、少しだけ暑かったが、ビールを美味しく呑むのには適温だった。
実家のダイニングで話しているときとは、解放感が違ったせいか会話もいつもより弾んだ。そのせいか、時間が過ぎるのも早かった。
来年も母の誕生日をここで祝うことができれば、と思ったが2人には口にしなかった。