淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

絶頂睡眠

 昨日は病院の通院後、あるところに出かけてきた。あるところとは、ドライヘッドスパの専門店。今まで味わったことのないような、絶頂睡眠なるものが味わえることを売りにしているサロンへ。
 最近は睡眠が浅いと感じているので、一度は訪れてみたいと思っていたからだ。
sakae-senzu.net
 そのサロンは今、人気があるようだ。土日はもちろんのこと、平日の夕方も予約をなかなか取ることができなかったので、昨日はチャンスだった。
 15時30分に予約を取っていたのだが、病院の診察と会計が済んだのが14時30分過ぎ。予約時間に間に合うか、少し気をもんだ。

 平日の昼下がり、通勤に使っている電車に乗った。スラックスとカッターシャツではなく、ジーパンとTシャツというカジュアルな装いで。
 終着駅の改札を出たところで、知り合いの女性に会ったので、軽く手を挙げて挨拶をした。
 彼女は大きめのトランクを引きずっていた。旅行の帰りのようだった。

 地下街を出て繫華街を横切りながら進んでいくと、また知り合いに会った。前の現場で一緒に仕事をした男女のペアに。
 彼らに話を聞くと、今日は自社に戻る用事があるので、現場のオフィスを早めに退社したようだった。

 コンビニの横にある、新しいマンションに辿りついた。その一室が、自分が目指していたサロンだった。エントランスに入ると、少し気取った雰囲気だった。
 インターホンで部屋のナンバーを押し、店員に自分の名前と予約時間を伝えると、オートロックが開けられた。
 奥に進んでエレベーターに乗ったのだが、少し変わっていた。フロアの表示が数字ではなく、アルファベットの大文字で表されていたからだ。
 当然、行き先のフロアを指定するボタンの表記も数字ではなかった。

 サロンは静かなマンションの一室だった。他にも何人もの客が施術を受けているはずだが、会話が全く聞こえてこない。
 自分のブースに通されると、施術用のパンツとシャツに着替えることを促された。
 着替えた後、足湯を受けた後に施術が始まった。

 自分が選択したコースは、60分のお試しコース。初回特典で5,500円だった。

 腰掛けていたソファーがフルフラットにされて、4種類から選んだアロマオイルを染みこませた、タオルで目を隠してくれた。
 首と肩まわりから、マッサージが始まった。自分は肩こりがひどいので、肩を触られているときは、少し痛かった。
 だが、知らない間に眠っていた。
 目が覚めてから考えても、肩から首までは触られていた感覚はあったのだが、頭を触られた感覚は残っていなかった。
 夢も全く見なかったし、目が覚めたあとのしばらくは、ぼんやりとしていた。
 だが、次第に頭がクリアになったことがわかってきたし、上半身が軽くなったような感覚もあった。

 おかげで、調子に乗って遅い時間から1人で呑みに出かけたほどだ。お酒もいつもより、まわりやすかった気がする。
 日付が変わってから帰宅して眠ったが、今日の朝はそれほど眠くはなかった。
 だが、今日の午後の仕事中に何度か、うつらうつらしてしまった。絶頂までは行かないが。