淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

豚KINGに行ってきた

 昨夜の金曜日は珍しく夜遅くまで呑み歩いた。
 かつて一緒に仕事で泥水を飲んだ友人から、一昨日の夜にLINEで仕事の愚痴が送られてきたのが、きっかけだ。
 こういう時には電話で話を聞くよりも、居酒屋でビール片手に話を聞く方が、お互いにすっきりすることが多いことが経験上わかってきたからだ。
 自分が40数年生きてきて気がついたことの、数少ないひとつだが。

 その友人は今、世界でもトップクラスの自動車メーカーのシステムのプロジェクトに参加している。自分も春先、同じプロジェクトに参加していたので、ストレスになる原因なども想像つきやすい。
 また、自分はそのプロジェクトで受けたストレスのために声が出なくなったこともあって、より共感もできる。自分で言うのもなんだが、彼の愚痴を聞くのにぴったりの人選だったと思う。

 19時30分過ぎから、自分が以前から行きたかった居酒屋で飲み始めた。その店の名は、豚KING。黄色い看板やメニュー構成が、焼鳥チェーン店の鳥貴族に似ている。
butaking-sakaehirokouji.owst.jp
 だが、違いは当然ある。まず、店での在籍時間の制限だ。入店時に120分までしか滞在できないことを説明された。
 昨夜は金曜日だったので、すぐに座れないほどの混雑を予想していたのだが、電話をするとすんなり入店できた。
 入店してびっくりしたのは、店内に空席が目立ったからだ。
 繁華街の居酒屋ではお客の回転率を上げるために、建前上座席の制限時間を設定している店はよくある。だが、混雑していない場合は、柔軟に対処してくれることが多い。
 豚KINGはルールに厳しい店であることがわかった。

 ビールの銘柄も違った。鳥貴族はプレミアムモルツだったと記憶しているが、豚KINGはスーパードライ
 自分はビールを注文することが多かったが、友人が途中で梅酒のソーダ割を頼むとそのグラスが冷えていなかった。
 これが高価格帯の居酒屋なら店員を呼んでいたかもしれないが、低価格帯の店では仕方がないところだろう。
 だが、鳥貴族では似たような経験が自分の記憶にない。

 鳥貴族に行く場合、自分は釜飯を注文することが多いのだが、豚KINGにはご飯もののメニューはいくつかあるのだが、釜飯はなかった。
 代わりに自分は、たこわさ茶漬けを友人は豚骨ラーメンを締めの一品とした。
 会計をすると、6000円超。友人がお酒に強くないことを考慮しても、他の居酒屋チェーン店よりはお得感はあった。鳥貴族に比べると多少、割高感を感じたが。

 店を出ると、繁華街の週末にしては人手が少なく感じた。友人は県境の郊外に住んでいること、中途半場な時間なこともあって解散した。
 そのあと、独りで日付が変わって財布が空になるまで飲み歩いたが、二日酔いになるほどではなかった。

 また、豚KINGを利用するかと聞かれれば、自分の答えはイエス。呑みに行く店を鳥貴族との二択で選ぶとしても、しばらくは豚KINGを選ぶだろう。
 自宅近くに個人でやっている美味しい焼鳥屋の馴染みであることと、鳥貴族には来店しすぎて飽きてしまったのが、その理由だ。