淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

向上心? 串カツ田中【たこ焼き食べ放題コース】体験記

 昨夜の忘年会の会場は、『串カツ田中』の錦三丁目店を選択した。自分も含めたメンバーの意見が一致したからだ。たこ焼き食べ放題を楽しみたいということで。

 幹事である自分が早めに到着すると、自分の予約が通っていなかった。たこ焼き食べ放題コースは予約制のため、その状況に少し戸惑った。
 店員にスマホの通話履歴を見せて説明したら、なんとか対応してくれた。

 ただ、こちらが日にちを言い間違えたのか、それとも店の電話対応に問題があったのかの説明はなかった。自分は食べたいものを食べながら、友人たちとお酒が呑めれば犯人捜しをするつもりはないが、すっきりはしなかった

 予約時間の18:30にアラサーの友人が店に到着した。あと1人参加することになっているアラフォーの友人からは、事前に30分ほど遅れると連絡があったので、2人で先に始めることにした。
 テーブルの真ん中にはカセットコンロとコンロの上に20穴のタコ焼きプレートが置かれている。
 2人でビールを頼み、タコ焼きプレートの上でグラスを合わせた。最初の一杯を飲み始めるとポテトサラダ、枝豆とアジのたたきが出てきた。

 枝豆などをあてにビールを飲んでいると、たこ焼きの泥と具を店員が運んできた。具といってもタコと切り刻んだ紅ショウガだけだったが。
 プレートを熱してから油を引き、泥を穴に流し込んだ。泥を見ると何か具が混ざっている。
 流し終わったころに、3人目のメンバーが到着した。

 最後のメンバーは座るなり、まくし立てた。たこ焼きは店員が焼いてくれるスタイルだと思っていたからだ。
 その友人には、コースが説明されたネットのアドレスをLINEで送っていたので、少し驚いた。事前に見てくれていれば、理解できる情報だと考えていたので。そのアドレスとは以下になる。
kushi-tanaka.com
 その友人の言葉は悪かったが、テキパキと手を動かしてくれた。1回目の焼きから、たこ焼きをひっくり返すのがメンバーで一番早く綺麗だった。
 それでもひっくり返すための串が柔らかすぎることもあって、あまり綺麗な形には焼けなかった。
 だが、焼きたてを熱いまま口に運び、冷たいビールを流し込むのは悪い気はしない。

 焼き上がる度に店員にたこ焼きの泥と具を注文して、ひたすらたこ焼きを焼き続けた。具のタコが毎回穴の数に一致しないのは、ご愛敬。できれば、もう少しタコが大きく紅ショウガも量がもっと欲しかったが。
 アラサーからアラフィフの食べ盛りのオッサン3人は、時間内、ひたすらたこ焼きを焼いて食べ続けた。

 焼く度にたこ焼きの形が綺麗になっていく。同じ作業を続けていると前より上手く行いたいと思うのは、人間の本性のひとつだろう。
 最後は全員、お腹一杯になった。ラストオーダーは90分だったと思うが、時間は充分だった。これで、飲み放題つきで税抜き2,980円ならば、決して高くはないと思う。

 帰り道に気がついた。自分たちで焼いた、たこ焼きの写真を撮影しておけば良かったと。
 赤ら顔のオッサンたちは、もちろん構図から外して、整っていないものから、綺麗に焼けたものまで、多々なたこ焼きを。