今朝、母と弟がベトナム旅行から帰ってきた。セントレア国際空港に7:30着の予定だったので、車で迎えに行った。
アラフォーの弟にとっての初海外は、それなりに得るものがあったようだ。ペラペラな人間的な厚みが少しは増した? と冷やかすと元々厚みはあったが、さらに厚みがました、と言い返された。
いずれにしても、刺激を受けることは誰にとってもいくつになっても良いことだろう。
2人を送り届けた後はミス筍、ではなくてミス各務原と中日フォトメイツのポートレートを撮影するために、岐阜県鏡原市の『第15回たけのこまつり』会場まで向かった。会場は各務原市内の『各務野自然遺産の森』。
訪れたのは初めてだったが、森に囲まれた自然景観が十分に残る公園だった。
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会場の駐車場が狭いために、直接車でアクセスするのではなくて、最寄りの小学校を臨時駐車場とし、シャトルバスで現地に向かうことが指示されていた。
その通りに小学校へ向かうと駐車場が一杯のため、直接現地に向かうように警備係に言われた。
帰りのことを考えると楽なのだが、時間が余分にかかってしまった。メリットもあれば当然デメリットもある。
実際、現地に着くなり撮影会に参加したと思われるカメラを持った人に話かけると、午前の部が終わった後だった。
カメラの液晶画面で浴衣姿の4人の素敵なモデルを見せてくれた。
午後の部は13時からだったので、無料で振る舞われた筍汁をご馳走になったり、他のイベントを写真で撮ったりして時間を潰した。 13時から、午後の撮影会が始まった。本格的なポートレートを撮影するのは、先週の日曜日に続いて2回目。
正直、始まってすぐに先週よりも撮影の難しさを感じた。このイベントを先週の撮影会で教えてくれた人が言っていた通りだった。
先週のイベントは全員がプロモデルだったし、プロのフォトグラファーがモデルにも、参加者にもそれなりにアドバイスをくれることもある。
カメラも最新のハイエンドモデルを借りられたことも大きかった。
その代わり、今回の撮影会は参加費が無料。文句を言ったらバチが当たるかもしれない。
ただ、今日の撮影会に参加して、このごろよく思うことを感じた。無料であること、コストパフォーマンスを売りにしているものに集まる人たちは、相対的に質が悪いということを。
先週の撮影会に参加した人たちの方が、雰囲気が良かった。
撮影会の最中、子供が撮影者とモデルの間を何度か走り回っていた。きっと、写真に撮られるのがうらやましかったのだろう。
子供に声をかけて、何度かシャッターを切ると喜んでくれた。それなりの写真が撮れたので、近くに居た親に話しかけて、写真の扱いを相談するとLINEで送付することになった。
自分よりも年長者の方が圧倒的に多かったのだが、誰もそれくらいの気遣いをしないのに、自分は違和感を抱いた。
モデルの彼女たちを写した作品でコンテストがあるのは知っているし、自分も参加はするだろう。
それでも、自分にとっては大きな筍を持って走り回っていた女の子のスナップを撮った方に価値を見いだしている。