淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

痩せる薬、太る薬

 自分が痩せだしてからは、太っている人を見る目がどんどん変わってきた。痩せだしたころは優しい視線で他人を見守っていたが、今は違う。
 太った人間が視界に入るだけで、気分が悪い。特にオジサン、オバサンと言われる年令の人たちを見ると特に。

 今朝の通勤時、愛知環状鉄道の4人掛けの奥まった席に座っていた。自分が降りる駅に電車が着いたので降りようとすると、通路側に向き合って座っていた太ったオッサン2人が邪魔でスムーズに降りられなかった。
 背も高く大柄な自分が降り難そうなのをなんとなく察してはいたようだったが、オッサン2人は互いに身を見合わせただけで、立つ素振りもなかった。
 どちらかが通路側に出てくれるだけで、自分の出やすさは違ったのに。立つことも面倒なのでは、痩せないはずだ。もはや同情の余地はない。みっともない体型のまま、皆に蔑まされて気ままに生きてくれ。

 今月から働いている職場では、直属のリーダーは女性だ。残念ながら若くて美しい女性ではない。
 年令は自分とほぼ同じか、少し歳下だろう。問題は年令ではない。彼女ははっきりと言わなくても太っている。ポッチャリという言葉では誤魔化せないくらいに。
 今朝はオマケに、ブラウスの裾が一部スカートからはみ出していて、実にみっともなかった。もちろん、それを注意するほど優しい自分でもない。
 会社も違うし、外見も見窄らしい女性がどう思われようと自分の知ったことではない。例え、彼女が自分の席の隣であっても。自分の目が不幸せになる一時をただ耐えるだけだ。

 自分が痩せた経験から言わせてもらうと、太っているよりも痩せた方がいいに決まっている。はっきり言っていいことしかない。
 逆に痩せたことのデメリットってなんだろう? 無理矢理にでも考えてみた。
 中年太りの男性が好きと、自分好みの美しい女性に言われたらあっさりとリバウンとしてしまうかもしれないが、そんな場面にはまず巡り会わないだろう。

 職場で隣の太った女性を見ると、家に姿見はないのだろうか。あったとしたならば、出かける前に見ないのだろうか。きちんと見ていれば、もっとマシな装いで出勤してくるはずだ。
 勤めている会社の規模を考えると、自分よりは給料も多いはずだから。
 痩せるための薬で一番なのは、自分が太っていることから目を反らさずにしっかりと認識することだと思う。

 逆に太るための方法はいくらでもあるのが、残念なところ。
 今の現場は何故かお菓子が食べ放題。献血センターなみに小袋に入ったお菓子が部屋の中央の机に、積み上げられている。エンジニアであれば、何時だって食べていいことになっている。
 その中には自分の好きなお菓子があるのが悩ましいところ。今日だけで、3袋も食べてしまった。
 他人の体型のことを言えなくなる日も案外、近いかもしれない。

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今日の写真のモデルは柊七海さん。ナゴヤオートフェスティバルにて。