淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

三つは同時に出来ないから

f:id:mobemobe617:20191024003633j:plain
通院時に見かけた青空。
 本業の現場には通院することを理由に前もって休むことを連絡していた、昨日。
 心療内科と耳鼻科のクリニックに通院したが、その間に他の用事もいくつかこなした。その中でも、一番重要だったことは、履歴書を用意してある会社に面接に行ったこと。
 以前、夜遊びをしていたら呼び込みの黒服に、灯油の移動販売の仕事を誘われたことがあったが、その話を聞きに行ったのだ。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 その会社は名古屋市からは郊外にある。車で行かないと不便な場所。おまけに、高速を使っても40分はかかってしまう。下道でちょっとした渋滞に巻き込まれると1時間はゆうにかかるだろう。
 その会社に行く途中、道を間違えてしまった。今の車には自分のマイカーで初となるカーナビが備わっているが、イマイチまだ慣れない。道を間違えたのもそのせいだ。

 夕暮れの郊外に向かう道でハンドルを握っていると、いろいろと煩わしく思えてきて、面接をすっぽかしたくなった。道を間違えた後、ナビの目的地への到着時刻が約束していた時間に近づいたのを見ると、気が焦りだしたので余計にその気持ちは強くなった。
 ただ、それでも真面目なのか、気が小さいだけなのかはわからないが、すっぽかすことなくナビが示す目的地までハンドルを握り続けた。

 目的地に着いて自分が車を停める場所を探していると、一台の車が出庫した。すれ違いざまに運転手を見ると、ラフな私服を着ていたが自分と同じくらいの年齢に感じた。
 ひょっとしたら、自分の前に面接をしていたのかもしれない。

 敷地の奥まで歩くと二階建ての建物が見えた。プレハブに毛が生えたような事務所で、年季が入っていた。1階の扉を開けて入室すると作業服姿の二人が自分を出迎えた。
 簡易な机越しに自分と向き合って座っていた二人に、パイプ椅子に座るように促された。

 履歴書だけでなく添付してある写真までもが、自宅のプリンターで印刷したものを差し出して、三人の話し合いは始まった。
 仕事の内容のこと、紹介してくれた黒服と知りあった経緯や自分の経歴などなど。
 会社側の二人は自分がかつて宅配便のドライバーをしていたこと、危険物取扱者の資格を持っていることやラーメン屋だけでも10年も接客をしていたことなどを評価してくれ、是非に働いて欲しいと言ってくれた。週に一度のバイトでもいいから、と。
 天邪鬼なくせに単純でお人好し、おまけにおだてに弱い自分はすぐにその気になってしまった。

 だが、その誘いに応じるためには、ひとつハードルがある。先月から働き出したばかりの撮影の仕事を辞めないと、灯油の移動販売の仕事をこなすのは難しいだろう。
 本業のシステムエンジニアをしながら、同時に二つの副業をこなすほど器用でもないし、体力もついていかないだろう。
 仕事を引き受けるか返事をするまでの時間を数日もらったので、それまでに決めなければならないが、どうしたものかまだ決めかねている。

f:id:mobemobe617:20191024003832j:plain
今日の写真のモデルはMumeiさん。