淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

Everyone is a maskman.

 昨日は進捗会議の日。今の作業先では週二回、火曜日と木曜日にその会議に自分は招集される。
 進捗会議の開始は朝の9時から。9時出勤なのにも関わらず。
 その会議を催している人間のちょっとした悪意さえ感じる。
 自分が今、働いているオフィスは僻地にある。そこで働いているほとんどのメンバーは遠距離通勤だからだ。

 昨日の会議の終わりに、会の議長でもあるリーダーから通達があった。やっとというかついに。
 オフィス内で新型コロナウィルスの患者だと疑われているメンバーが何人か見受けられて出勤を控えていると。
 お客からオフィス内で働くメンバー全員にマスクをすることが命じられたことも。

 自分と一緒に会議に出席していた一人は、昨朝までマスクをしていなかったが、その会議が終わるやいなやマスクマンに変身した。
 彼ばかりでなく、オフィス内の執務者の全員がマスクマンとマスクガールになっていた。
 異様な光景だったがしばらくすると見慣れるのだろうか。
 数年経った後に、こんな状況のことを思い出す日が来るのだろうか。

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昨日の帰宅時のワンショット。
 自分が住み続けている愛知県は、現在ワースト2。全都道県の中での新型コロナウィルスの患者数において。
 人口を分母として考えると致し方ない気はするが、注意深く掘り下げると異様な実態もわかる。
 昨日現在、愛知県内の患者数は119人。そのうちの名古屋市内は100人。
 愛知県と名古屋市の人口は約750万人と240万人。人口に患者数は比例していない。
 いくつかの要因はあるかと思うが、そのうちのひとつは名古屋市政にあると自分は考える。

 自分が産まれ育った行政区には、かつて市民病院があった。
 母が弟を産んだのはその病院で、自分も産まれたばかりの弟を見に行った日のことを今でも覚えている。
 だが、それも過去のこと。現在、その病院は民間に譲渡されてしまった。
 自分の娘が産まれたのも市民病院だったが、自宅から車で一時間ほどもかかる距離だった。

 名古屋市は全部で16の行政区があるのだが、市立病院と呼ばれているのは今ではもう三つだけ。
 ちなみにその三つの病院は全て、地下鉄の駅から年配者が歩くのが難しいことも補記しておく。

 もし、名古屋市内の行政区全てに市民病院が存在していたならば、コロナ患者の重篤者や犠牲者が少しは減っていたはずだと思えて仕方がない。
 予算的に多くの病院の維持が難しいのならばせめて、交通の便利がいい場所に病院を配置して欲しかった。
 多くの人は死ぬ前には身体が弱り、車の運転だって覚束ないはず。公共交通機関を頼りにするのは当たり前だと思うのだが。
 最後に名古屋の市民病院の整理について触れているサイトとblogを紹介して、筆を置きたい。
ichi-nagoyajin.hatenablog.com
www.jcp-aichi.jp

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今日の写真のモデルはみくみきさん。