何かを作り出した経験は誰にでもあるはず。
幼いころには砂場や海岸で砂遊びをしたり、幼稚園や保育園で粘土遊びをしたことだって、立派な造形だろう。
作りあげたものを世に表すときにタイトルを求められることが多いのは何故だろう?
実はタイトルをつけるのは昔から苦手。20代になってから小説を書きはじめたころは特に苦労した。作品を書き上げてから、タイトルに悩んだことも一度や二度ではない。テーマや読者に伝えたいことがある程度、定まっていた文章であっても。
今の自分が一番、題名に苦労しているのは写真、ポートレートだ。
カメラ量販店が催した大規模な撮影会のあとには、参加者が撮影した写真によるコンテストが行われるのが通例。
最初に参加した会の作品で、一度だけ応募したことがある自分。コンテストに応募する時になってはじめて、ポートレートにもタイトルが必要だということに気がついた。
twitterやInstagramに写真をアピアランスする時には、タイトルも載せるようになった。使用したカメラやレンズなどの撮影データとともに。 今日、最初に書きたかったことに対して、かなり遠回りをしてしまった。
この記事につけたタイトルは、自分の文章に一度はつけたかったものを元にした。
ずっと温めていたタイトルは、『ダンス・ダンス・ダンス』。
自分だけでなく今、世界中で多くの人が踊らされているように感じているからだ。新型コロナウィルスとコロナに関する情報に。
ここのところ、仕事をする時はいつも揺れている自分。
もちろん、仕事を離れてもネットやテレビなどでコロナに関するニュースが自分の中に入って来たら、揺さぶられてしまう。
踊りすぎているので疲れていても、休むことができないでいるのは何故だろう?
逆にここまできたら、ムキになっている自分もいる。身体のあちこちが辛くなっていても、最後まで踊ってやろうという力んだ気持ちの。
そんな気持ちから温めていたタイトルを少し弄って、今日のものにした。
ちなみに、自分がはじめてこのblogで新型コロナウィルスについて触れたのは二ヶ月近い前のこと。
hatehatehahaha.hatenablog.com
二ヶ月先にはどうなっているのだろう? まだ、自分はステップを踏んでいるのだろうか。
疲れた足を引きずりながらも、何かのリズムに身を委ねているのだろうか。まわりの人たちと一緒に。