淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

一週間ぶりにオフィスへ

 今日は在宅勤務ではなくて、客先のオフィスに出勤した。したではなくて、しなければならなかった。
 その理由は、先月に自分が出勤したことを示す書類を紙で受け取らなければならなかったから。
 情報処理技術者としては本当に馬鹿馬鹿しい理由。

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在宅が始まる前の日に撮った通勤時のワンショット。
 それでも、久しぶりにオフィスへ出勤するのが自分は楽しみでもあった。在宅での仕事にはうんざりしていたからだ。
 自分が在宅勤務になったのは先週の木曜日から。まだ、たったの四日。今の現場では遅い方なのに。
 ほとんどのエンジニアは自分よりも長い間、在宅勤務になっている。
 そのせいか、オフィスに出勤するとほっとしているような表情のエンジニアが多かった気もする。

 また、お客である客先のエンジニアも直接口頭で自分に仕事を依頼できるのが、嬉しそうにも見えた。
 その際に自分との距離を気にしてくれていたのもわかった。『ソーシャル・ディスタンス』という言葉が互いに頭をよぎっていたのかもしれない。

 もちろん、オフィスに出勤したこと全てを好感できた訳ではない。
 まず、気になったのは通勤途中のこと。朝の電車内でどこからか咳が聞こえてくると、皆の耳がそちらに向いていたのがわかった。もちろん、自分の耳も他の乗客と一緒だった。

 他にもいろいろあるが、あとひとつだけ書き記す。
 自分がカップコーヒーを買って休憩スペースでくつろごうとすると、近くで女性の一人が電話していた。
 電話の相手は、仕事で彼女と一緒にチームを組んでいる人物なのがわかった。電話先の相手の体調が悪いこと。まだ体調が完全ではなく、風邪とも花粉症とも区別がつかないような症状が残っているのにも関わらず、明日からの出勤を迷っていることも。
 その会話が気になって、ずっと耳を傾け続けてしまった。
 とてもマナーが良いとは思えなかったが、仕方がない。自分を守るための本能も働いたのだろう、きっと。

 今、世間で働いている人の中で、発熱していても仕事先へ出勤している人はどれくらいいるのだろう?
 二日酔いでも体調不良の理由にして平気で休むくらい仕事が嫌いの自分には、全く理解できないが。
 どうしてそんなに無理をしてまで働く人がいるのだろう? 本当に自分をそこまで追い込んでまで、働かなくてはならないのだろうか。

 フリーランスや経営や組織のトップであるならば、まだ少しは理解ができる。
 人に使われているだけの人間だったら、こんな時こそ大事を取ってもらいたい。サラリーはある程度、保証されているのだから。
 一方、自身とそのまわりの人の命の安全は、確約されている訳ではないのだから。

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今日の写真のモデルは鹿乃ばんびさん。