読者はこの文章を、何時読んでいるのかはわからない。自分が書いた当日の人もいれば、翌日の人もいるだろう。もちろん、もっとその先の人も。
今日の記事はいつ読むかで意味合いが少し変わってくるのかもしれない。 晋三君の考えを自分はすっかり読み間違えていた。権力欲に溺れている彼のことだから、企業の決算が終わった年度末明けには緊急事態宣言を出すと、自分は考えていたからだ。
緊急事態宣言の代わりかは知らないが、各家庭にマスク二枚が配られることになった。
ギャグとしてもセンスを感じない国民へのこのプレゼント。明後日の自分たちはどのように評価するのだろうか。
もちろん、その評価も生き残ってこそしか出来ないのだが。
ひょっとして、未来の受験生が試験に問われるような問題になっていたりして。
自分が在宅勤務になってから、昨日のような今日が続いているような気がしてならない。
朝からまわりの景色が、セピアがかっているように見える。ちょっと大袈裟かもしれないが。
景色の彩度を高めようと、自分も少し工夫をした。
在宅を始めた当初は、blogを書き続けている部屋で仕事もしていた。
ちなみにこのblogを書いている部屋は一階の和室。在宅作業をする場所を2階の洋室に変えた。
少しは仕事とプライベートの区切りが出来た気はしたが、そもそも自宅では仕事に全く身が入っていない。仕事に真剣になれない自分がそんなことを言う資格はないのかもしれないが。
自分の娘のことで今、気になっていることがある。それはすぐそこに迫っている始業式のこと。
正直、晋三君が高校までを休校すると聞いた時、オイオイと思う自分がいた。
当時、自分はあまり意味がないと考えていたが、今思うと結果としてポテンヒットになった可能性が高いのではないか。
そんなラッキーなヒットを活かすかどうかは、各自治体に委ねられてしまった。というか、晋三君がその責任を押しつけたとも言えるかもしれない。
残念ながら自分が住む地域の首長は、四月の始業式から休校を解除するらしい。全国で四番目に患者が多い地区なのに。
新型コロナウィルスにはまだまだ不明なことが多い。当初、若者や子供が重症化する懸念は少ないと語られていたが、それも過去のこと。
世界はもちろん国内でも先日、0歳児が心肺停止になったことは記憶に新しい。
そんな状況なのに、子供たちに通学を強いることに自分は理解できない。
そのことを決定した人には今、通学するような年頃の子供はいないのだろうか。