このごろのニュースでよく見かけるようになった言葉はいくつかあるが、それらの言葉たちを自分が正しく理解しているかは甚だ怪しい。
『一時帰休』については完全に勘違いしていた。雇用主から労働者に対して支払われる給料はほぼ満額だと考えていたからだ。
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今の世相を反映してか友人たちの一部が、一時帰休になっていることを聞いた。
自分もかつて似たような経験をしたことがあったが、その期間は1カ月だけ。支給額はいつもの6割だったが非常にきつかった。 株価が実体経済よりも踏みとどまってはいるのが不思議だが、それでも一時よりは下がっている。
実体経済が悪化し、おそらく自分も巻き込まれる日は来るだろう。
気持ちの準備だけはしているが、実際にはそれほど行動を起こしてはいない。
あるスタジオカメラマンのアルバイトを見つけたので、そのスタジオのことを調べた。緊急事態宣言のために休業中のこと、宣言が延長されたので休業が解けるのも先になることがわかったので、アルバイトへの応募を保留した。
自分が住む街ではまだ十万円を受け取れる日の目処が立っていない。晋三君たちが出し惜しみした十万円が、自分の財布に入るのはいつの日になるのだろう?
緊急事態宣言が延長になったので、少しは追金が用意されるのではと思っていた自分は少数派なのだろうか。十万円なんて自動車税と食費と光熱費の一部に使えば消えてしまう金額なのに。
在宅で仕事をしているので食費はともかく、光熱費による支出は以前よりも増えている。
自宅の近所にあるパチンコ屋は昨日から、カラオケボックスも金曜日から週末限定で営業を再開した。
コロナ自警団ではないので、眉をひそめようとも思わないし、ある意味では当然だろう。
政治が何も手助けてしてくれない現状では、彼ら自身が彼ら自身を守る必要があることくらいは理解できるし、彼らの経済活動に対して怒りを抱くのは間違いではないか。
一度大事なことを投げ出した晋三君を自分は元々信用していなかったが、ここ最近の数ヶ月でどれくらいの国民が彼に期待をしなくなったのだろうか。
不織布のマスクが一時よりは求めやすくなったのに、布製のマスクが自分の身近からは届いたという知らせを聞いていない。
十万円と違って、皆が特に待ちわびている訳ではないだろうが。