淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

シャッター音

 カメラを三台保有している。OLYMPUS製を二台、Nikon製を一台。
 価格や年式はバラバラで一番新しいカメラは『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III』。昨年末に販売されたモデルだ。
 予約して買ったのだが購入価格は15万円近く。発売から半年経った今では、12万円ちょっとで買うことができる。
 逆に一番古いカメラは『Nikon D610』。2013年に発売された商品だが。自分は昨年の夏に5万円ちょっとで中古を手に入れた。
 自分が持っているカメラでは唯一のフルサイズセンサーだが、最近は出番が減っていた。
 カメラに合うレンズが一本しか持っていないことと、昨年末に買った新しいカメラがメイン機になったからだ。

 昨日と今日の二日間の休みは、久しぶりにポートレートを撮影した。その前に撮影したのは三月の三連休だったので、ほぼ2か月ぶりに人を被写体とした写真を撮ったことになる。
 ポートレートの撮影に挑戦をはじめてから、今月でほぼ二年。
 それまでもいくつかの事情のために、ポートレートの撮影に日が空いたことはあったが、60日以上は初めてだった。

 この二日間で三人のモデルに撮影させてもらったが、大きな気づきがあった。その気づきとは、カメラのシャッター音。
 最近、メイン機として使っているカメラ、『OLYMPUS OM-D E-M5 Mark III』はノーマルでもシャッター音は充分に静か。
 カメラにほとんど興味がない人が聞いたらびっくりするかもしれないが、さらに静音モードなるものまで備わっている。
 今のところは必要に迫られていないこともあって、自分はまだ使ったことはないが。

 それに比べて、『Nikon D610』はシャッターを切ると、わかりやすい音を立てる。
 ポートレートを撮る時には、テンポよくシャッターを切っていけば、シャッター音によってモデルのテンションを上げることができると、プロカメラマンが教えてくれたことを思い出した。

 そういえば、別のプロカメラマンもYouTubeの中で問いかけていた。今以上にシャッター音を静かにする必要がありますか、と。

 持っているカメラの中で一番古いカメラが、シャッターの音を聞いているだけで、知らないうちに自分の気持ちが高揚してくることに気がついた。
 Nikonのカメラはシャッター音がよいと言われることがあるようだが、最新のモデルは自分が保有しているカメラよりもかなり音が静かなようだ。
 シャッター音を大きくできる機能を追加してくれるメーカーは、あらわれないのだろうか。
 案外、そんな逆の発想からヒット商品が産まれるような気はするが、どうなのだろう?

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今日の写真のモデルは初登場、濱本咲良さん