淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

田植え前

 休みだというのに、早朝に目が覚めたまま寝付けなかった。雪遊びや釣りなどのように早く起きて遊びに行く予定があった訳ではないので、少し損をした気分。
 ベッドでウダウダしていても、誰も慰めてくれないので、朝食を食べてから買い物に出かけた。近所のスーパーまで自転車で。
 自宅から自転車で15分ほどの距離にスーパーは二軒。そのうちの一軒は毎朝7時からの営業している。

 ペダルを漕ぎながら裏道を進んで行くと、歩行者はもちろん車すらすれ違わなかった。
 途中、水田の脇で自転車を停めた。代掻き後、田植え前の水田が気になったから。
 隣にある建物がリフレインとして写っていたのが、面白かった。

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今朝、買い物へ向かう途中のショット。
 自分が自転車を停めた数メートルの所に、幼馴染みの家がある。彼がこの家に住み始めてから35年ほどが過ぎた。
 彼が家族と一緒にこの家に引っ越したころ、まわりには水田が広がっていた。

 夏の暑い日でも窓さえ開けていれば、彼の部屋は快適だった。窓から入ってくる風は水田の上を走ってくる間に冷たくなっていたから。

 だが、今では違うらしい。まわりに建物が増えたので風の通りが悪くなり、エアコン無しで夏を過ごすのは厳しくなったと、友人の母親が以前に話してくれた。

 気持ち良く感じた風のことを思い出しながら、数枚のスナップ写真を撮った。
 カメラを持って出てきたのは正解だったが、PLフィルターを持ってこなかったことは悔やまれた。

 道草をしながら、スーパーに着いたのは8時過ぎ。
 自分が考えていた以上に車は多かったが、店内は混雑というほどでもなかった。客のほとんどは一人で来ていたからだ。

 店の入口に消毒薬は置いてあったが、買い物かごとカートの奥の場所だったこともあってか、使用している人は少なかった。
 1か月前だったら、どうだったのだろう? わかりやすい場所に見当たらなくても、目で探す客は多かったのではないか。
 また、マスクをしていない来店者も目立った。

 店内ではまだ、揚げ物などの惣菜はバラ売りされてはいなかったし、レジ前ではソーシャルディスタンスを保ちながら、皆が並んでいた。

 自分が買いたかったものはタマネギと肉。どちらも忘れることなく買うことは出来たが、余分なものまで少し買った気がする。
 おかげで帰り道の荷物は少し重くなったが、自転車のペダルを漕いでも汗が噴き出すほどではなかった。

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今日の写真のモデルは濱本咲良さん。