淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

わかり合おうとしない僕ら

 在宅勤務になってからは食事の前に入浴することがすっかり多くなった。
 緊急事態宣言が出ていたころはスーパーなどへの買い物などの外出でも、帰宅したらすぐに着衣を脱いで浴室に直行していた。

 昨日は定時で仕事を終えたが、すぐに入浴しなかった。体調がイマイチだったからだ。
 起床時に検温したら37.4℃。何回か計り直しても37.3℃以下にはならなかった。
 身体が熱っぽい感じが多少はしたし。
 食事後に少し仮眠をしたら、熱も下がって身体も少し軽くなった。

 仕事を始める時には、現場のリーダーの三人に起床時の検温結果と自覚がある体調についての報告をすることになっているので、迷ったが昨朝もルールに従った。
 37.3℃であること、身体が熱っぽいことも報告したのに、三人の中で誰もが何も聞いてこなかったのには拍子抜けした。
 ちなみに、現場のルールでは37.5℃以上の発熱があった場合は仕事を休むように言われている。
 37.3℃だったのでその差はたった0.2℃。
 自分がリーダーだったならば、同じようにメールを見過ごしただろうか。

 調子が悪い時ほど、厄介なことが舞い込んでくるのは世の常。
 自分が設計を担当しているシステムの開発を、ほんの数日間だけ他のチームで経由会社も別のエンジニアが手伝ってくれている。
 そのエンジニアがリーダーに揚げ足を取られてしまった。本当に何でもないようなことで。
 別の会社の人間だし、自分の給料の増減には直接寄与しないので、放っておこうかとも考えたが結局は見捨てることが出来なかった。お人よしの自分が嫌にもなるし、甘いとも思う。
 必要性もないレビューに立ち合うことになり、レビューの場でさりげなくそのエンジニアのことをフォローした。
 せめてもの救いはお礼のメッセージを後ほどもらったことくらいだ。
 そのエンジニアは自分と同じくらいの男性だが、若くてもキレイな女性だったら、少しは自分のモヤモヤも違っていたのかもしれない。

 今月になって、今の現場での自分の契約にリミットがかかったということを現場のリーダーから聞いた。
 自社の営業からも、自分の会社が直接契約を取り交わしているリーダーからはまだ何も聞いていないのに。
 コンプライアンス上では問題があるはずだが、IT土方で働いていればどこにでもあるありふれた話。
 賭博はダメだが、偉い人のテンピンレートの麻雀ならば多めに見てもらえる国に自分が生きている事実を、あやうく忘れてしまうところだった。

 このごろ、たまにだが何気に思う。自分たちは何故、お互いに理解しようとは思わないのだろう、と。
 自分たちと書いたので、もちろん自分にも問いかけている。
 他人と距離を取ることと、理解しようとする意思を放棄することは同じではないはずなのだが、混同しているように見える人が、多いのではないだろうか。

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今日の写真のモデルは宮本はなさん。