久しぶりに有給休暇を取得した今日。
仕事をする時とほぼ同じ時間に起きて、ゴミ捨てと部屋の片付けをした。
机の引き出しに入ったまま、書けなくなっていたペン類を捨てることもできた。廃棄した数は全部で16本。
それらの中には妻が使っていたものもあったが、躊躇わずに処分した。
その後は、近所の自動車修理工場へ向かった。先日、受けた車検代金を支払うために。
店に着くと社長夫人がにこやかにコーヒーとお菓子を勧めてくれたので、長話をしてしまった。
彼女は自分の母よりも年長。
自分の幼少期や母の独身時代のことも知っているので、昔話をしっかり聞いてしまった。
彼女は最後に次のようなことを口にした。お母さんを大事にしてあげて、と。
年を重ねると誰もが言いたくなるようなセリフなのかもしれない。
帰宅すると昼近くになっていた。
昨夜の鍋の残りを出汁にアレンジしてにゅう麺を作って昼飯にした。
子供のころは素麺は苦手で冷麦が好きだったが変わってしまった。温麺でも素麺の方が、今は好みだ。
昼食後は父の形見であるパソコンをあれこれ触った。OSを新しいものにしてメモリなどの部品を増強すれば、なんとか使えないかと考えて作業をしたが、時間ばかりが過ぎていく。
イライラしてきたので、その試みをやめて出かけることにした。
近くの電気量販店まで車を走らせた。
自宅の間接照明で使われている電球とプリンターのインクカートリッジを買うために。
切れてしまっていた電球は在庫があったが、インクカートリッジは在庫がなかった。
インクが補充できたら、プリンターで免許証とキャッシュカードの写しを取るつもりだったのだが。
特定給付金の申請には身分と給付金を受け取るための口座の証明書を添付する必要があったからだ。
仕方がないので、コンビニでコピーして申請書を送った。
特別な事情がないかぎり、先方へは明日中には届くはず。
さて、10万円が振り込まれるまでには、どれくらいかかるだろう?
早くても梅雨が明けてからだろうし、暦上では秋になってからというのも、十分に考えられる。
税金の支払いは一日でも遅れれば延滞金を徴収するくせに、逆な立場になっても自分たちは代わりに何かを受け取れることができないのは、下手な詐欺に会うよりも気分が悪い。