梅雨らしく、天気予報は目まぐるしく変わっている。
昨日の時点では今日は雨が降らない予想になっていたが、今朝は雨音で目が覚めた。
この後、カメラを持って出かけることにしているので、雨が上がってくれると助かるのだが。 ヒトカラが好きな自分だが、家の外で歌わなくなってどれくらい経つのだろう?
自宅から歩いていけるほどの距離にカラオケボックスがあるので、歌いたくなればすぐに行けるのだが。
そのカラオケボックスは一時的に営業自粛をしていたが、今ではすっかり元通り。週末になれば店の前に自転車が並び、駐車場にも車が多く止まっていることに、少し違和感を覚える。
自分がカラオケを歌う時に選ぶ曲はアップテンポではなくて、静かな曲が多い。
その中では、雨にちなんだ曲で気に入っているものがいくつかある。
大江千里が作詞作曲して、新海誠が手がけた映画の主題歌として秦基博がカバーした『Rain』。
徳永英明の『レイニー・ブルー』やASKAの『はじまりはいつも雨』を今までに何度、歌ったのだろう?
キーが高いので今では歌わなくなったが、中西圭三の『最後の雨』やXの『ENDLESS RAIN』も嫌いではない。
昨日のblogで書いた結婚式場でアルバイトをしていたころはまだカラオケも通信式はなかったので、宴会場にあったカラオケはCDだった。
暇な時間には社員もアルバイトもカラオケを歌っていたのが懐かしい。『はじまりはいつも雨』を今ごろの季節に、ある社員がよく歌っていたし、耳障りが良かったことが記憶に残っている。
hatehatehahaha.hatenablog.com
最近になってまた、東京都内を中心に新型コロナの患者が増えているという。連日、50人を超えているのが気になっている。
昨日のニュースによると、20代から30代の感染が七割だと伝えている。
news.yahoo.co.jp
シニアのコロナ感染場所として取り上げられているのがカラオケボックスやカラオケ喫茶。
普通に考えれば、感染の可能性は少なくない場所だろう。
自分はある時に気がついた。カラオケを歌うことは好きだが、他人と行くのが苦痛であることに。
他人が歌っているときに、どのように振る舞っていいかがわからないからだ。自分が知っている曲やマイクを握っている人が上手ければそれなりにやり過ごせるのだが、それ以外の場合は苦痛なだけだ。
歳を取るごとに新しい曲を覚えることが難しくなり、何事においても他人への評価が厳しくなっているからだ。
今の自分は、人と連れだってカラオケに行く魅力がわからない。
そのことも、このごろの自分がキャバクラやガールズバーへ遊びに行かなくなった理由のひとつでもあるような気がする。
他人と一緒にカラオケをする魅力は何だろう? なぜ、人は他人の前で歌いたくなるのだろうか。一人で歌うだけでは、何かが足りないのだろうか。