今日は『半夏生』。『半夏生』と書いて『はんげしょう』と読むらしい。
だからといって、それにちなんだ文章を綴るつもりはないのだが、関西ではタコを食べる習慣があるとか。
その習慣を知ると、アツアツのたこ焼きを食べながらビールを飲みたくなった。
七月が始まった今日。2020年も折り返した。
新たな気持ちで再スタートしたかったのだが、いきなり躓いた。午後にあるニュースを知って。
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東京都内の新型コロナの新規感染者が67人と報告されたから。67という数は緊急事態宣言が解除されてからは最多だ。
根本的な治療方法も予防策も見つかっていない新しいウイルスが、自分たちのすぐそばに存在し続けている事実を改めて再確認させられた。自分のようになにかと楽観的に考えたい人にとっては不都合な真実を。
都内の新規感染者が50人を超えたのは、今日で六日連続。
カラッポオバサンこと小池百合子都知事は次のように言っているらしい。
『こちらから行く人も来る人もいて、なかなか流れを全てストップというわけにはいかない』と。
このままだと彼女は都知事として信任されるだろう。
都知事選挙の投票が終わって都知事の続投が決まると、彼女はまた掌を返すのだろうか。東京オリンピックの延期が決まった時のように。
それとも経済活動を優先して、コロナの感染者が増え続けても見過ごすままでいるのだろうか。 あやうく自分もコロナ自警団になりかけたことがあったが、都内のホストクラブやキャバクラなどの営業をやみくもに中止させるのには反対だ。
責任ある立場の人間が、明確な理由や意図を説明できないのであれば。
こんな状況でも一時の自分であれば、街中の繁華街で夜遊びを続けていただろう、きっと。
他のお客は少ないはずなので、キャバクラやガールズバーでは丁寧な接客を受けて、鼻の下を伸ばしているのがいいところだろう。鼻は低いくせに。
下半期の初日に、いきなりヤキモキさせられたが仕方がない。
病魔退散、と叫んだところで今そこにある状況が変わるわけではないからだ。
物事には諦めて、ありのままを受け入れることも必要だ。
そんな偉そうなことを書いていても、心底では自分自身が納得できないでいるのかもしれないが。