淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

何を食べるかではなく

 持つべきものは友だと思う。付合いが長い昔からの友ならば尚更だ。
 このblogに書いているここ最近の内容から自分の気持ちの状態を心配してくれた友人が食事に誘ってくれた。

 流行病のせいもあって、気持ちが落ち着かないまま今年は時間だけが急ぎ足で過ぎていった気がしている。
 昨日で八月も終わったので、令和二年の今年もあと1/3。例年のことから考えると、この時期からは年末まであっという間だろう。

 昨夕、友人が仕事帰りにわざわざ自宅に寄ってくれたので、歩いて行ける距離にあるラーメン屋へ向かった。
 味噌ラーメンを売りにしているチェーン店で何度か足を運んだことがあった。
 意外と評判は良いのだが、これまでに味に関心したことはなかった。

 店まで二人で歩く中、友人が最初に口にした言葉は自分の足の太さのことだったように思う。
 足が細くなったように見えたらしく、きちんと歩いているかを心配してくれた。
 春先からは在宅勤務だったし、今は自宅待機だが痩せたことと意外と散歩などをして、それなりには歩いていることを答えた。

 自宅待機となっている自分の懐具合を気遣ってくれたのだろう。ご馳走してくれると言ってくれたのは素直に嬉しかった。
 気持ちよくご馳走になれるかどうかは、もちろん相手次第。対して仲が良くない人間が申し出てくれても、場合によっては断ることもあるだろう。

 友人の仕事はある士業。その関係でひとつひとつの組織や法人の景気の様子をある程度は掴めるようだ。
 そんな彼の見立てだと、今の状況はそれほど悪いようには見えないらしい。名古屋の街中にある夜の街のお店以外は。
 彼からすると、コンピュータシステム関係の仕事が減っているというのは、意外だったかもしれない。
 自分が持っている情報も自社の営業とまわりのエンジニアから聞いたもの。全体的なものではなく、偏っている可能性も否定はできないだろう。

 冬の週末になると駐車場が大混雑することが多い店だったが、自分たち二人が訪れた時には駐車場の車はまばら。店内も閑散としていた。
 友人の気持ちを有り難く受け取って、ラーメン、餃子と瓶ビール2本をご馳走になった。

 何度かこの店でラーメンを食べていたが関心したことはなかった。
 だが、昨夜は格別だった。美味しいと思ったので言葉が素直に何度も口に出た。友人も同じ言葉を繰り返していた気がする。
 友人と口にする言葉が重なっただけで、なんだかほっこりとした。
 ありがとう、こんな時間がまた過ごすことができたら素敵だと素直に思っている。

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今日の写真のモデルはEmiさん。