淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

キャベツとジャガイモを買ったブルームーンの夜

 昨日はハロウィンだったが、仮装したわけでも馬鹿騒ぎしたわけでもなかった。
 ブルームーンでもあった昨夜。月を愛でるような風流心はないが、友人から撮影の誘いを受けたので乗っかった。
 日が落ちて風が冷たくなった18時過ぎに家を出た。カメラとレンズ、念のために三脚を持って。

 友人と合流してポイントを探しながら移動を始めた。
 昨日の月は日の入りと同時に月は上がりはじめた。19時前だとまだ、東の方に月が見えた。
 友人と自分が月を撮影することに決めたポイントは瀬戸街道にかかる矢田橋。橋から月と堤防の向こう側に住宅地の夜景、上手くいけば通り過ぎようとする瀬戸線の車両も捉えることができると考えて、その場所を選んだ。
 持っているカメラではそれほどISO感度を上げることもできないし、自分の撮影技術を考えれば最低限の写真は撮れたのではないか。

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昨夜の写真。

 撮影後は二人でグラスを傾けることにした。
 予定では友人宅に戻る途中で、餃子とビールとハイボールをお値打ちに提供することを売りにしていた店を訪れるつもりだった。
 店の前まで来ると、灯りがついていないどころか建物の解体作業が始まっていた。流行病の影響もあったのかもしれない。

 代わりにチェーン展開しているお好み焼き屋に足を運んだ。
 入口にはGo To Eatキャンペーンのお知らせが掲示されていたので、キャンペーン対象店のようだった。
 チェーン店でも、途中で通り過ぎた焼肉屋や回転寿司の店とは客の入りが格段に違っていた。おかげで、自分たちは密な状態での食事を回避することはできたが。

 客の数がイマイチだったのは料理の味と値段で納得できた。
 だが、それでもよかった。友人とつまらないことを話題にして、食事をすることができたから。今年の春先から初夏のことを振り返るとそんなことさえ、貴重なことだったのだと考えることができる。
 今のヨーロッパの状況を考えると、外でグラスを傾けることを避けるようになる日は、案外とすぐに訪れるのかもしれない。
 帰りに店のレジ前で売られていたキャベツとジャガイモを買った。キャベツは一玉、ジャガイモはいくつかの数が袋に入ってそれぞれ100円で売られていたから。
 野菜をぶら下げて帰路についた。その重さからか冷たい風に吹かれながらでも、寒さを感じることはなかった。

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今日の写真のモデルは𝐰 𝐚 𝐤 𝐚さん。