平日の夜は卵焼きを焼くことが多いこのごろ。夕食で食べるためではなく、翌日のお弁当のおかずのために。
弁当男子になって三ヶ月以上が過ぎたが、夕食のおかずなどが流用できない時などはほぼ卵を焼いている。
最初のころは具を入れないことがほとんどだったが、最近は具を入れている。
色合いのよいカニカマを巻くことが増えているが今夜はほうれん草を入れた。
甘い味付けの卵焼きも嫌いではないが、何故か自分では作る気がしない。
毎回、味付けは変えている。塩胡椒、料理酒、みりん、白だし、醤油、牛乳、生クリームなどを組み合わせてアレンジしている。ときにはマヨネーズを混ぜることもある。
夜更けにキッチンで卵焼きを焼いているアラフィフのオッサン。もし、他人が見たら哀愁を感じるかもしれない。
卵焼きの代わりに目玉焼きを焼いて弁当のおかずにすることもたまにはある。焼きそばやナポリタンの時などは。
硬すぎると美味しくないが、柔らかすぎないようにも気をつけている。翌日の昼までに弁当箱の中で目玉が崩れてしまわないように。
今までに炒り卵やオムレツを弁当箱に詰めたことはない。
子どものころは母がよく炒り卵を作ってくれたし、自分でもよく作ったものなのだが。
焼き立ての炒り卵を炊き立てのご飯にのせて頬張るのは、玉子ご飯とはまた違ってなかなか乙なもの。
弁当用の冷凍食品にはオムレツもラインナップされているが買ったことはない。自然解凍でも使えるのでスーパーの冷凍食品売場で手に取ったことが何度かあったが、買物カゴには入れなかった。
最近の冷凍食品はよく出来ているので、試してみると気に入るかもしれないのだが。
卵焼きに使う玉子は一個。朝や夜の食事でも玉子を食べることがあるので、平均すると一日に一個以上は食べているだろう。
6個入りのパックを買うこともあるが、10個入りのものもよく買う。
玉子を買う場所には不自由しない。スーパーだけでなくコンビニでも普通に買えるし、大型のドラッグストアでもたいていは置いてあるから。
明日の昼も車で一人、自分の卵焼きを味わうはずだ。そんな日々はあとどれくらい続くのだろう?