淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

残業とポットと電子レンジ

 15分だが残業をした。今の現場になってから定時で帰らなかったのは今日が初めて。
 現場のリーダーが線を引いたスケジュールを守っているが、少しでも作業を前倒しして欲しいからとの依頼を受けたから。

 残業してまで対応しようとしたのはテスト作業。
 突然にテスト環境が使えなくなってしまったこと、自分の集中力も切れたので0.25時間の残業で切り上げた。
 自分の給料はみなし残業制。時間外に働いても対価は受け取れない。

 中途半場に残業をしたせいで、現場の駐車場を出るとまわりは暗くなりかけていた。
 帰宅路はいつもよりも車が多くて帰宅にかかる時間は長くなってしまった。

 残業にはメリットなどほとんどなくて、それ以上にデメリットばかりというのが持論。
 特に今のように流行病への感染が危惧されているような状況だと尚更だ。
 テレワークだったら、たまには残業してもと思えるのだが。

 午後、コーヒーをドリップするために給湯室へ向かうとポットの中は空。空焚きの状態だったのですぐに給水した。
 自分がお湯を使おうとすると、湯量が少なくなっていることはしょっちゅう。毎日のようにポットへ水を足している気がする。
 お湯を使うだけで次の人のことを考えられない人が多くいるオフィスで働いているかと思うと寂しくもある。

 給湯室にはポットの他に電子レンジが置いてあるが、会社が用意したものではないことを最近になって知った。ある張紙が掲示されたことをきっかけに。
 張紙には関係者以外の使用を咎めるようなことが書かれている。
 その内容が気になったので現場のプロパー社員に話したら、有志で電子レンジを共同購入したらしい。
 自分よりも高給取りの人たちがそんなせせこましいことをしていたなんて。

 かつて、家にあった古い電子レンジを会社へ無償で提供したことを思い出した。
 同僚たちも使ってくれて、大活躍していたのはかなり昔のこと。
 自分が勤めていた時からその会社のオフィスは場所が移っているが、電子レンジはどうなったのだろう?

 その会社で顧問を務めていた人とは年賀状のやり取りを続けている。
 今年の裏面には癌が再発して療養中であることが記されていた。
 当り前のことだが、誰にとっても時間には限りがある。

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今日の写真のモデルは初めましてのさちこさん。