今年のバレンタインは三つのチョコレートにありつけた。昨日、灯油の巡回販売中に二人のお客からもらった。バレンタインデーの今日、野麦峠スキー場のリフト券売場でさらに一つをもらった。
今日の野麦峠スキー場は自分が見た中では今季では一番の来客。
ここ数日、気温が低くなかったこともあってか薮原から境峠を抜ける途中の道に積雪がなかったので運転は楽だった。
今朝の出発時間は7:30過ぎ。決して早くはなかったが、それでも2時間半ほどの運転でゲレンデまで辿り着けた。
久しぶりにスノーボードから滑ったが、昨日までの疲れが溜まっていたのかちょっとしたギャップで大転倒。左の肩と腕を強打した痛みでしばらく立ち上がれなかったが、今ではほとんど痛みは残っていない。
それでもさすがに気持ちが萎えたので、車に戻ってコンビニで買ったおにぎりを食べた。
そのまま昼寝をしようとしたが食後のせいか身体が火照ってきたのでスキーウエアの上下を脱いで、あられもない格好になって横になった。
すぐに眠りが訪れたので30分ほど午睡すると、眠気と疲れが取れたばかりか萎えた気持ちが戻ってきた。
スキーブーツに履き替えてから、またゲレンデへ戻った。
午後は時間が経つにつれてゲレンデの下部はストップスノーになったが、ゲレンデ上部のコンディションはそれほど悪化しなかった。流石は標高が高い野麦峠スキー場。
14:30ごろにゲレンデからは上がった。充分に雪遊びを満喫できたので。
帰りの国道19号線は車が多かった。自分が足を運んだゲレンデの駐車場に停まっていた車は多かったので、他のゲレンデの来客もそれなりに多かったのだろう。
走行していた車は多かったのだが流れは順調だった。走行ペースは滞ることなく長野から岐阜への県境を越えた。
中津川インターからの高速も国道と同じように走行車は目立ったが、流れはスムーズだった。
夕方、実家へ顔を出すと母親がバタバタしていた。
午後に意外な来客があったために夕餉の支度が遅れているとのことだった。意外な来客とは弟のフィアンセ。
初めての実家への訪問を彼女がバレンタインデーにしたのは何か意味があったのだろうか。
彼女が手土産に持ってきたのはこぢんまりとしたフルーツケーキ。チョコレートを使った洋菓子を彼女が選ばなかったのには彼女なりの意図があったのかと思ったのは、考えすぎだろうか。
ケーキにはありつけたが、フィアンセのことは名前どころか年齢さえも弟からも母からも教えてもらっていない。