淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

続・こども園へようこそ

 有給休暇を取得した昨日のことを綴りたい。
 ちなみに下記の昨日の記事の続きになっている。
hatehatehahaha.hatenablog.com
 マニュアルでは現地に到着したら委託元のWEBシステムを使って、現着したことを通知することになっていたので、 5分前にはそのWEBページを開いてボタンを押下済みだった。
 システムから待ち合わせをしていたカメラマンに伝わっている可能性も考えたが、時間になったのでこちらから電話をしてみた。

 相手はすぐに電話に出たが、現地には着いていなかったようだ。
 電話を切ってから数分待っていると、青いスマートな車が駐車場に走り込んできた。車のエンブレムから国産車でないことがわかった。

 20代に見える若い男性が車から降りてきたので互いに挨拶をし、そのまま園内へ向かった。
 最初に園長先生と撮影の詳細について打ち合わせをすることになっていたので、職員室に入って待っていた。

 自分が子供のころに通っていた保育園の園長先生は尼さんだった。妻が働いている園ではキャリアを重ねた女性の保育士が園長であることを何度か聞いていた。
 自分たちの前に現れたのは若い男性だった。自分の想像とは違っていた。

 午前中から夕方まで園内での子供たちの日常を撮影すること。
 幼児を中心にして年長さんにより重点を置くこと。
 給食やおやつの時間中にはカメラを向けないことなどを打ち合わせたが、自分は横で聞いていただけだ。

 正直、研修が始まってすぐに疲れてきた。特に午前中は時間が過ぎるのが遅かった。
 どうも自分は保育園の雰囲気になじめない。
 子供のころは通うのが嫌だったし、娘が小さかったころは送り迎えを何度もしたが最後まで慣れなかった。
 娘の卒園式ですら式に集中できなかったことを覚えている。

 研修時の撮影はフルサイズセンサーのカメラで行うように指示を受けていたので、NikonのD610を朝から夕方まで持ち続けていた。
 降園前の外遊びを撮影中にD610のバッテリーがはじめてなくなった。自分が持っている他の二台のカメラはミラーレス。その二台のバッテリー切れは何度か経験したことはあったのだが。

 研修を受けていてすぐに気がついたことは、撮影を仕事にするのは難しいという当り前のこと。
 今の自分の技術的なレベルでは全く現場では歯が立たないことがはっきりとした。
 それでも、研鑽を積めばある程度のところまでは達することができるのかもしれないが。

 ちなみに、昨日の研修は一円にもならない。高速道路の料金はもちろん、ガソリン代ですら一円も受け取れない。
 先方が望んでいるレベルにこちらが達するまでは、そういうルールのようだ。

 経験にはなったが、また研修を受ける機会があったらどうするかはかなり迷っている。
 自らの時間とお金を差し出してまで、新しい何かを得るための挑戦をするには、遅すぎる気がしているから。
 何事にも臆せずに新しいことへ挑戦するのは、若者の特権なのかもしれない。

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今日の写真のモデルはちゃきさん。