淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

ターン

 自分がホームゲレンデにしている野麦峠スキー場は今日が今シーズン最後の営業日。
 昨日は仕事で疲れていたが、なぜか今日は雪遊びに行く気が満々だった。
 昨夜、入浴して夕食を食べるとそのままゲレンデに向かいそうになるくらい。

 身体は疲れていたが、ひとつの仕事にキリがついたことも自分を高揚させていたのかもしれない。
 久しぶりに子供のような気持ちになって眠りについた。

 スマホのアラームをセットしたのは5:30だったが、実際にアラームが鳴った時には、家を出る寸前だった。
 玄関を出ると外が少し濡れていた。眠っている間に雨が降ったのだろう。

 最寄りのインターから高速に入って中央道へ車を進めた。
 昨日に続いて車窓から岐阜県の桜を見た。窓と桜が咲いている場所は違ったが。
 瑞浪市くらいまでは満開かもしれないと思っていたが、中津川インターを降りて国道19号線を走ってもしばらくはよく花は咲いていた。

 道中の車の流れは悪くなかった。途中、木曽福島の道の駅で小休憩をしたが、その後も順調に車を走らせることができた。何度かフロントガラスのワイパーを使ったが。

 いつものように薮原で国道を離れて県道を走ったが道に積雪はなかった。それでも境峠が近くなると、道路脇に雪が残っていた。
 現地に着いたのは8:00過ぎ。今シーズンはじめて、リフトの営業開始時間に間に合った。

 そのまま運転席に座って休んでいると、フロントガラス越しに雨がパラついてきたのがわかった。
 車からスキー板を降ろして着替えはじめると、駐車場を去っていく車があった。その気持ちもわかる。
 前日まではゲレンデトップからベースまで滑走することができていたようだが、下部のコースは閉鎖されることが今朝になってアナウンスされたからだ。

 前回、雪遊びをしたのは2月14日。一ヶ月以上も経ってしまったこともあり、雪遊びに少し自分は飢えていた。
 雨の中でも一本だけは滑るつもりだった。

 霧雨が降る中、スキー板をかついでゲレンデに上がった。一本目のリフトを降りると、雨は気にならないほどに弱くなった。
 二本目のリフトに乗ってゲレンデトップに近づくとガスっていた。

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今日の野麦峠スキー場。スマホにて撮影。

 それでも陽が差していなかったおかげで、気温の割にはコースの状態はよかったと思う。上部のコースはほぼ解放されていたし。
 営業開始から二時間ほどしかゲレンデには滞在しなかったが、満足できたし気分転換にもなった。

 春は好きではないが、春スキーは嫌いではない自分。
 まだ少しだけ、自分の雪遊びの季節は残っている。

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今日の写真のモデルはarinaさん。