今日で六月も終わり、今年も半分が終わろうとしている。
今年も上半期を『七味五悦三会』で振り返りたい。
『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。
この粋な風習を知るとすぐに好きになったので、上半期の終わりと大晦日にはこのテーマでblogの記事を書き続けている。
まずは七味。
流行病のせいで昨年から外食する機会が減ったまま。その代わりに自分で作ることができるメニューはかなり増えた。
動画サイトを見て他人のレシピを作るようになったことは大きい要員だ。
これまでは調味料などを計量カップやスプーンなどで計ることはなかったが、最近は調理中に大さじや小さじを使うことも珍しくなくなった。
七味に挙げた最初の三つは料理のおにいさんであるリュウジさんのメニュー。
料理研究家である彼の料理レシピ本も一冊持っているし、毎日のように配信されるバズレシピを見るのも楽しみになっている。
昨年の七味に至高のスパサラを挙げたが、今年になってから紹介された至高のマカロニサラダも気に入っている。
スパサラ同様に酒のツマミには最高だし、弁当のおかずにも何回もした。
bazurecipe.com
子供のころは嫌いだったブロッコリー。
まさか、そんな野菜を好きにさせるレシピがあるとは人生とはわからないもの。
ブロッコリーは天ぷらも美味しいが、唐揚げも負けず劣らずに美味しい。手軽にできるのも◎。
bazurecipe.com
キュウリのにんにくポン酢漬けはあまりにもよく作ったので、一時はポン酢の減り方が早かった。
また、作りすぎたせいでその味に飽きてしまった。
bazurecipe.com
芋けんぴのマイブームが終わったころ、新しいお菓子に取り憑かれてしまった。そのお菓子とはポテトチップスのしあわせバター。
ローカロリーだったら毎日でも食べたいのだが。
他の味のポテトチップスはビールやハイボールに合うが、幸せバターはお茶やコーヒーの方が相性は良いだろう。
昔からの友人が春の終わりころに自宅で実った夏みかんをいくつか持ってきてくれた。そのままでも美味しくて食べきってしまい、こちらからまた催促してもらったほどだ。
再度もらった夏みかんで果実酒を二種作った。ホワイトリカーとジンにそれぞれ漬けたものを。
ジンで作ったものにはすっかりはまってしまい、あっという間に呑みきってしまった。
つけ込んだ瓶に残っていた夏みかんでジャムを作ったが、このおまけもなかなかいけている。
ヨーグルトにかけたり、クラッカーに載せたりしてちびちびと楽しんでいる。
昨年に引き続いて外食することはまだ少ないが、それはそれでいい気もしてきたこのごろ。
次は五悦。
- 貯金が少し増えたこと
かなしいかな、それくらいしか思い浮かばない。
外出する機会が減ったせいもあるが、それ以上にケチになった気もする。
元々小さかった人の器が益々小さくなってしまったかもしれない。
最後に三会。
残念ながら一人も思い浮かばない。
流行病のせいで人との交流が減っていることもあるだろうが、歳のせいで自分が保守的になっていることもあるだろう。
少しずつ、自分が頑なになっていることも感じる。
今年の上半期、自分にとって一番の特記事項は弟の結婚。
六月の初めにこぢんまりとした披露宴を行って、六月六日に入籍、六月二〇日から二人での暮らしを始めた。
弟が実家を出ていったので母は独り暮らしになったのが少し気になっている。後期高齢者にはまだ数年あるが、母ももう若くはないから。
近いうちに二人の新居を訪ねるつもりで、そのタイミングを見計らっている。
流行病のこともあるし、義妹の休みは土日ではないこともあって訪問日はまだ決まっていない。
今年中に訪問できなかったりして。
昨年は過ぎるのが異常に早かったが、今年の上半期もあっという間だった。
今年の大晦日に自分は何を思って、何を考えているのだろう?
それまで、このblogは続けているのだろうか。不定期になってからはすっかりサボりがちになっているし。