淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

スイカバー

 世間は4連休と東京オリンピックに浮かれているように感じたのは僻みなのだろうか。
 TOYOTAカレンダーに従わさせられていたので一昨日も昨日も仕事だった自分。

 まわりが休みの中で出勤した両日、朝の出勤時の道は空いていた。裏路地を走っても通学中の子供はいないし、走っている車も少なかった。
 特に名古屋市内を走行中は車をほとんど見かけなかった。豊田市に近づくにつれて車は増え、出勤場所の近くでは普段とそれほど変わらなかったが。

 昨朝、仕事先の手前の交差点で信号を待っている時に対向車に目が留まった。
 小型のワーゲンの運転席には若い男性がカジュアルな格好で座っていた。片手にスイカバーを持ちながら。
 誰かさんとちがって休みだったのだろう。夏の休日を味わっていた彼。

 梅雨が明けてからのオフィスは暑い。流行病の対策で換気をしていることもあるのだろうがエアコンの効きはイマイチ。出勤したばかりの時間と午後は団扇が必須だ。
 室温の高さもあるのか、オフィス内で作業している人のマスク装着率は日に日に下がっている。

 ある管理職は部下を呼びつけて話をするときはノーマスクなのに、上司に報告をしに行くときにはマスクをしているダブルスタンダード
 そんな彼を注意しようとしない彼の上司もろくでもないヤツだと自分は思う。

 そんな上司たちに習ってか、彼の部下にはマスクをしない人間が多い。
 出勤してくるときにはノーマスク、オフィスに入ってもしばらくはマスクを着けないままに同僚と談笑している女性社員がいる。同僚たちは彼女のことをどう思っているのだろう?
 マスクをした方が彼女の魅力を繕うことができると考えているのは自分だけだろうか。

 火曜日、彼の部下の男性が咳きこんでいた。咳が止まらないのであれば体調不良で休めばいいのに。
 しょっちゅう咳をしていてもずっとマスクを顎にかけたままだったし、手で口を隠す素振りもなかった。

 咳の音がオフィスに響くたびに自分のイライラは募った。耐えきれなくなって自席の真後ろに座っている自分のリーダーに言った。
 自分が気を遣って言葉を選びすぎたせいか、リーダーが何を言っているのかわからないようだった。
 自分がしつこく説明すると舌打ちをして、咳の音がする方へ向かって席を立った。

 これからますます暑くなる。マスクをしたい人なんて少ないだろう。
 自分が与えられている仕事内容は十分にテレワークでもできる内容。
 在宅勤務だったら、一息つきたい時にスイカバーだって食べられるのに。

 去年の在宅勤務時には冷凍庫には常にアイスクリームをストックしていたのが懐かしくなってきた。

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今日の写真のモデルは栗本紗奈さん。