淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

似ている

 会社と学校は似ているところが多いと思っている。それも会社の規模が大きくなればなるほどに。

 つまらないきまりやルールがあること。
 始業、終業や休み時間の始まりと終わりなどにチャイムが鳴ること。
 食堂があること。
 女性用の更衣室はあるのに男性用がないことが多いこと。ちなみに今の職場も更衣室は女性のみだ。

 朝礼があり、独自の体操が存在することは少なくない。
 校歌に対して社歌が存在する会社だっていくつか自分は知っている。『課長島耕作』にも主人公たちが社歌を歌っているシーンが描かれていたような気がするが、自分の勘違いだろうか。

 ちょっと前までは旅行をすることだってままあった。修学旅行に対して慰安旅行だ。
 自分が最初に勤めた会社では一泊の旅行が恒例だった。

 クールビズが一般的になった今日では春秋に衣替えもある。
 職種によっては制服だけでなくて制帽がある会社も珍しくない。
 女性の制服は若い人向けにデザインされていて、そのことが差別に繋がっていると何かで読んだ記憶がある。
 男性の制服はそんな観点で問題として取り上げられたことがあまりない気がする。

 午前中に給湯室でコーヒーをドリップしていると、ペットボトルのコーラを手にした男性エンジニアが現れた。
 彼は給湯室の角に置いてある冷蔵庫に持っていたコーラを入れた。冷蔵庫の上に置いてあったマジックで文字を記入して。
 おそらく彼の名前を書いたのだろう。

 オフィスに冷蔵庫が置いてあるのは珍しくない。
 しかも、冷蔵庫に入れる自分の飲み物などには名前を書くことがルールとなっているところがほとんどだ。
 たまたま、自分が働いてきた職場環境がそうだっただけなのかもしれない。
 世間的にはどうなのだろう?

 そういえば、自分が学んだ学校には生徒の私有物を入れておく冷蔵庫はなかった。高校には給湯室があったが電子レンジも置いてなかった。
 職員室にはどちらもありそうな気はするが。

 学校や職場で一生のパートナーを見つけることはそれなりに起こりうることだろうが、職場で一生の友人を見つけることは希有なことではないだろうか。
 同期入社なんて言葉に憧れていたこともあったが、今は全く思わない。思えない。

 同期どころか先輩や後輩であっても、ある日突然に上司や部下になってしまうのだから。
 そんな日を境にして互いに態度を一変させるのが滑稽で悲しいことだとは思いませんか。

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今日の写真のモデルは西野さくらさん。さくらフォト撮影会にて撮影。