淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

緊張の中でも

 久しぶりに電車で通勤するようになって二週間。金山の駅最寄りで働くのは人生ではじめて。

今日のお散歩ショット。

 朝、金山駅の北口から東に向かって15分ほど歩いている。
 駅の北口から出発する人の多くは自分がお手伝いしている会社へ向かう。歩道が狭い所だと歩くのにスムーズさを欠く。
 雨が降ると傘によってスペースが奪われるために尚更だ。
 テレワークを利用している従業員もそれなりにいるようなので、コロナ以前の駅から会社への道は大混雑だったのかもしれない。

 今月からの平日は歩く距離が一気に増えた。特に何もしなくても6,000歩以上は歩いている。先月までの車通勤ではほとんど歩かなかったので、かなり差がある。

 通勤先が駅から遠いことと会社内の敷地が広いこと。乗換えの駅が不便なためだ。
 事前の話では在宅勤務だと聞いていたので通勤時の負担についてはあまり考えていなかった。
 だが、実際は暑い日も雨の日もカッターシャツを着て歩いている。
 今のところテレワークになる前兆は感じない。在宅勤務は口約束だけで終わってしまうのだろうか。

 新型コロナに冒されてしんどい思いをした自分としては、満員電車に乗るのにはどうしても緊張してしまう。
 他の乗客たちは怖くはないのだろうか。
 ちなみに今の仕事先でも先月末までは陽性者が出ていたらしい。

 怖さを感じる電車通勤でも楽しみがある。それは本を読むこと。
 自分が今の職種に就いた20年前に比べると通勤電車内で本を開いている人が激減した。電車内でぼんやりとしていたり、居眠りしている客も。
 かわりにスマホを弄っている人が目立つ。

 自分の場合、自宅よりも電車内の方が読書に集中できる。
 今、夢中になって読んでいるのは西加奈子の『サラバ!』。文庫本三冊で計1000ページもある小説。
 ボリュームがあるせいか、忘れている部分がかなりあったので新鮮な気持ちで再読できている。

 再読はあまりしない方だったが、『サラバ!』を読み終えたら次の本も自分の本棚から探すのも悪くないのかもしれない。

今日の写真のモデルはなるなるさん。