金曜日の夜が一番ほっとするこのごろ。
今週は仕事が辛かったが、過ぎ去ってしまえば早かった気もする。
新しい環境の中で仕事をするようになって20日以上が過ぎた。
前の職場とは仕事のスピード感が全く違う。50代になった自分には早すぎてついていくのがやっと。
珍しくシステムエンジニアらしい細かい話。
自分が着任してからはバッチ4本の内部設計(詳細設計)がほぼ終わった。設計した3本は新規で、残りの1本は改修。
基本設計(外部設計)がしっかりと行われていた状態で内部設計に取りかかった訳ではなかった。仕様の取り決めなどがいくつかのExcelにまとめられているだけなので、自分が行った内部設計には基本設計でするべきことも多く含まれている。
内部設計の目処がついた先週末からは開発に着手した。
着任する前の話ではノーコードツール*1を使っていると聞いていたが、そのツールがなかなかのくせ者だった。
確かにツールを使えばJavaのコードが生成されるのだが、SQLだけは書かなくてはいけないのでプログラムレスのシステム開発とは言えない。
しかも、ツール上での制約は多くて直接にプログラミングするよりも手間が増えているように感じる場面は多い。
ここ数日は開発をしながらも単体テストの準備にも着手。テストの環境構築とテストケースを作成した。
単体テストはノーコードツール上ではできない。
そのためにEclipse*2に環境を作らなければならなかった。例えプログラムレスで開発出来ても、単体テストはJavaの知識とシステムの開発経験がないと難しいだろう。
今の客先で行われているこの手法はあるSierが10年以上も前に持ち込んだもののようだ。
すでに時代遅れな方法のような気もするが、ろくな競合もない会社にはそのことに気がつけないことも仕方がないことなのだろう。
プロパー、派遣、業務委託で働いている人たちのそれぞれをセキュリティーカードのストラップの色やメールアドレスのドメインで区別しているような時代錯誤な会社では。
今のオフィスビルでの初日、自分よりも明らかに歳上の男性の行動に度肝を抜かれた。執務時間中に靴下を脱いで足の爪を切っていたからだ。
前の職場でも嘱託のプロパー社員が仕事中によく手の爪を切っていたのが、かわいく思えてきた。
足の爪を切っていた男性はいくつなのだろう? それなりの年齢なのにどうしてオフィスに居るのだろうか。家に居場所がないからだろうか。
そんな彼の給料を払うために、自分はその会社のお客になっている訳ではない。
かつて、大手電力会社の仕事をしたときにその社員の仕事ぶりや人間性を目の当たりにした結果、契約していた電力供給会社を変えた。電気代が下がったので、ある意味ではラッキーだった。
ひょっとしたら、今契約しているガス会社も他に乗換える日が近づいているのかもしれない。