例年よりも早く梅雨が明けてしまい、暑さにうなだれていたら六月も終わろうとしている。あっという間に今年も半分が過ぎた。
今年も上半期を『七味五悦三会』で振り返りたい。
『七味五悦三会』とは江戸時代の人々が大晦日に家族同士で、七つの美味しかったもの、五つの楽しかったことや嬉しかった思い出、三つの新しい出会いを語らいながら過ごす風習のこと。
この粋な風習を知るとすぐに好きになったので、上半期の終わりと大晦日にはこのテーマでblogの記事を書き続けている。
まずは七味。
料理のおにいさんであるリュウジさんをYouTubeで見ることが自分の中ではごく普通のことになってきた。そのレシピで気になったものは実際によく作っている。
今年、そのレシピで気になったのは『至高の納豆パスタ』と『至高のシーフードカレー』。
どちらにも共通することは材料も少ないこと。フライパン一つで調理できること。簡単で美味しいということだ。
この二つのレシピの影響で、細めと太めのパスタ二種類と冷凍のシーフードミックスは常にストックするようになった。
tuberecipe.com
tuberecipe.com
三つ目はそば。しかも、乾麺。
もらったそばを茹でて食べたら、乾麺とは思えないような旨さだった。
生産メーカーがカットにこだわった製法というだけあって、食感とのどごしが素晴らしかった。
昨シーズンの雪遊びのホームゲレンデにしていた開田高原マイアスキー場の売店で販売しているのを見つけると、自分用のお土産に何度か買ったほどだ。
おそらく、来シーズンも雪遊びに出かけた時には買い求めることだろう。
www.hakubaku.co.jp
実は今、ハイボールが何度目かのマイブーム。種類の違うスコッチ三種類、氷と炭酸水が常に我が家ではスタンバっている。
今までのハイボールのマイブームではサントリー角オンリーだったが、今回のブームは違う。
味わいの違うスコッチウイスキーをその日の気分で選んで、ハイボールを作って飲むことを覚えてしまった。
その中でも一番のお気に入りが『グレンモーレンジィ』。
www.mhdkk.com
値段はそれなりに張るのだが、はじめて飲んだときにはハイボールとは思えない衝撃を受けた。価格に見合う味だと思う。
このハイボールに飽きる日は来るのだろうか。早く卒業しないとお小遣いが無くなってしまう。
次は五悦。
- 娘が中学に進学したこと
娘が通っているのは私立中学。
自分の娘が制服を着て中学校へ通っているなんて、ちょっと驚きだ。
ベビーカーに乗せて近所の保育園まで歩いて通ったのが、少しだけ遠くなってしまった気もする。
自分が学生時代で一番楽しかったのは中学校の時。
地元ではガラが悪いことで知られていた地元の公立中学だったが、通いはじめたら楽しかったし、そのころの友だちの何人かは今でも交流がある。
娘にも公立中学校に通って欲しいと思っていたが、最近になって自分の考えは変わってきた。
公立学校の教師たちの労働環境があまりにも劣悪なことを知ったことが大きな理由だ。
そんな環境の中でも多くの教師たちは頑張っていてくれるのかもしれないが、やっぱり限界はあるだろう。
学校毎に柔軟な対応がしやすい私立中学の方が、子供たちにとってはやっぱりよいのではないか。
ただ、女子校であることだけが、少し気になってはいるが。
最後に三会。
残念ながら一人も思い浮かばない。
そもそも、『出会い』ってなんだろうと、ここ数年は考えることが増えているし、これから先の人生はそのことをより考え込む場面が増えていくのだろうか。
今年の上半期は自分にとって、嫌なことが続いた。
新型コロナへの罹患、離婚、そして右手の骨折。
幸いなことに自覚できるようなコロナの後遺症は残っていない。
離婚後、しばらくは寂しさを覚えたがそれも吹っ切れた。
右手の怪我だけはまだ通院中だが、日常生活にはほぼ支障がない。
波乱気味だった今年の前半。後半は少しでも平和に過ごしたいものだ。