淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

涼味

 今年の7月は過しやすい日が多いと思っていたら、月末になって暑い日が増えてきた。8月初日の今日も暑かった。

 今週は在宅勤務。
 暑い中、出勤しなくてもいいのは助かる。外出しなければマスクをしなくてもよいからだ。
 むしっとする暑さの中、使い捨ての不織布マスクを一日中着けているのは、気持がよいものではない。

今日のお散歩ショット。

 元々、季節の中では夏が一番嫌い。それでも夏が感じられる食べ物で好きなものはいくつかある。

 麺類は好きなものが多いが、この時期だと一番は冷やし中華。昨日の昼に作って食べたばかりだ。
 胡麻だれよりもオーソドックスな醤油だれが好き。たっぷりと野菜をのせてマヨネーズをかけて食べるのが好み。
 冷やし中華にマヨネーズをかけるのはこの地方だけのようだ。そんな食べ方が広まったのはスガキヤが理由らしい。

 子供のころ、親がたまにスガキヤへ連れていってくれた。
 自宅から自転車で行けるスーパーのフードコートにあったスガキヤ。ラーメンや冷やし中華だけでなく、ソフトクリームもよく食べた。
 スガキヤ冷やし中華を食べると麺の下に氷が敷いてあったのが懐かしい。
www.sugakico.co.jp
 自分が子供だったころ、実家にはお中元やお歳暮が結構届いた。
 親戚付き合いが多かった祖父母と同居していたこと、父が自営業だったことも理由だっただろう。
 お中元でカルピスや水菓子が届くとウキウキしたし、石けんなどの食べられないものだとがっかりしたものだ。
 水菓子の中でも特に水羊羹がうれしかった。

 自分が子供のころの実家には冷蔵庫が2台あった。6人家族だったこともあっただろう。
 夏の冷蔵庫にはお中元のゼリーや水羊羹がいくつも入っていた。

 オッサンになった今でも、水羊羹を自分で買い求めることはあるが、羊羹はそんなことはしない。羊羹はあまり好きではないからだ。

 冷やし中華は夏しか食べないが、水羊羹は他の季節でも食べたくなることがある。
 夏が過ぎたあとにデパ地下まで行ったら買うことができなかったのを覚えている。

 今夏、偶然に美味しい水羊羹に出会った。京都の祇園の路地の和カフェで。
 他のお菓子も美味しかったが、水羊羹がより印象に残っている。今まで食べたことがないタイプだったこともあって。
 またいつか、あの店を訪れて食べたいと思っている。

今日の写真のモデルはかのんさん。