淡白マスヲのたんぱく宣言 

アラフィフのオッサンの雑記。夜遊び、芸能ネタ、日常的なことから社会的なことまでを、広く浅く、そして薄い視点で書くので気楽に読んでください。

落差

 数日前に先方の都合で今日は副業先で出勤となった。明日と来週末も両日出勤になるのである意味ボーナスタイムに突入である。24日から来月の19日まで、正副業の両方が完全に休みになるために25日間連続で働き続けなくてはならない。
 一応、現場先には自社規定で夏季休暇を2日取得できることが定められているので、1日に夏季休暇の取得を申し込んだが今のところ旗色は悪そうだ。よって1日は諦めて出勤する心づもりでいる。

 今月初めから23日までは正業はお休みを頂いていたが、やはり当初会社と約束していた通りに1か月間休むべきだったと痛感している。人は休める時には休むべきだということに。いつまわりに巻き込まれて仕事に追い立てられることになるかわからないからだ。

 先週の日曜日以来のラーメン屋はそれなりに忙しかったが先週よりはるかに楽に感じた。実は昨晩久しぶりに3時間ほどしか眠れなかったので体調を心配していたが杞憂に終わった。
 それよりも働いていてまったく暑くなく、働き初めてから2時間以上も水分を飲む気が起きなかったほどだ。先週のマスヲは「暑い!」を連呼しながら水ばかり飲んでいた。
 社員とパートの女性ひとりはマスヲの変わりに「暑い!」を連呼していたし、暑さのせいかイライラしたり、集中力を欠いていたように見えた。その2人はマスヲよりは間違いなく仕事をしているのだが、それは先週のマスヲと比べても変わらないはずだ。

 途中でマスヲは気がついた。たった1週間のトレーニングで暑さに対する耐性が自分の体に着いていることに。今の現場はコンクリートのうちっぱなしの駐車場のビルの中の上位フロアにあるために暑い。事務所内にエアコンはあるのだが、そんな環境のためにサーモスタットが作動してエアコンがフル稼働しているとすぐに寒くなり、エアコンが切れるとすぐに暑くなる。また、廊下、トイレ、エレベータや階段も異常に暑い。今までに誰もビル内で熱射病になっていないのだろうか。

 体を動かしている仕事であれば暑さ寒さはしんどさは感じるがある程度気はまぎれるが、座って考えながらする仕事での暑さ寒さは時には仕事が手につかなくなるし、仕事の効率性が悪くなる。
 そんな環境で5日間働いたことで、マスヲの体には暑さに対する感覚がマヒしているのだろう。現に今この原稿を15時過ぎに自宅で書いているがエアコンを点けていないし、多少汗ばんではいるが我慢できないほどでもない。

4年半も続けているなんて

 先日、テレビのバラエティ番組で女優の芳根京子が4年半もblogを続けていたことを話していた。マスヲもなんとか100日続けることが出来たが、最近いくつかの理由が重なって正直書きはじめるまでの腰が重い。書きはじめればわりと筆が進むし、書いているうちに気分が乗ってくることもあるのでパソコンを立ち上げるまでが一番の問題だ。

 今の現場は緩いからと間に入っている会社から聞いていたが、確かに見方によっては緩い。だが、それは単にマネージメントがされていないだけだと外部の人間であるマスヲは判断している。
 マネージメント不足のために問題が起きた時に責任を押し付けられないように気をつけなければいけないので、余計な神経を使う。また、そのために形だけの残業が日課になってきたのでたった1週間で非常に疲れてしまったし、blogの更新も最近は深夜になっている。

 今日は夜回りの日なので残業を1時間で切り上げた。着替えて夜回りの集合場所に向かうと様子がまたおかしい。リーダーが来ていないのだ。町内会長であるリーダーが。メンバーのひとりが会長に携帯電話で何度か電話したが出ない。皆、口々に言いたいことを言い始めた。
 ひとりが先月も会長が来なくて中止になったと言い出したが、マスヲと他の1人の男性が先々月だったと口にした。blogにそのことを書いたので覚えていたし、帰宅してblogを見たらやはり先月ではなくて先々月だった。書くことで記憶が定着するのだろう。これもblogを毎日書いているメリットだろう。

hatehatehahaha.hatenablog.com

 中止に決めるまでの間、メンバー達が町内会長の悪口からエスカレートしてあっという間に安倍晋三の悪口を言い出した。彼らによると大人の偉い人たちの言動を子供たちに見られると大人が信用されなくなると言っていたが、マスヲだって自分の娘には聞かせたくないと思うことがある。
 たまに、夜回りに母親と娘で参加してくれる親子がいるが、今日は見かけなかった。娘さんは小学生なのでマスヲの娘と歳が近いが、そんな彼女に偉い大人が約束を守らない様子を見られなくてよかったと胸をなでおろしている。

 今日、友人からblogの内容に引っかけたメールをもらった。最近、書きはじめるまでは気が重かった日が続いていたが、そのおかげもあって今日は早めに書きはじめることができたが、もうひとつの理由は夜回りのために早めに退社したが中止になったことだ。
 夜回りを続けてまだ1年半。月1回の小さなボランティアも4年半までには、まだ3年ある。

サラリーマンの贅沢ランチ

 今の現場には24日から出勤しているが初日のランチは上前津の駅近くにある吉野家で食べた。24日は民間企業の給料日になっていることが多い。マスヲも多くの企業で働いたが25日を給料日にしているところが多かったし、今勤めている会社も25日が給料日だ。

 24日は給料日前だったし、それまで働いてもいないので節約しようと思って吉野家に入ったのだがその日は閑散としていた。近くに松屋があるからかもしれないし、最近の吉野家の人気はこんなものなのかと思っていた。
 今日の昼も24日に訪れた吉野家に行った。給料日のあとなので空いているだろうとあたりをつけていたからだ。
 だが、まったく当てが外れてしまった。吉野家は大繁盛。一体どうしたことだろう。世間のサラリーマンは給料日のあとでしかお昼に牛丼を食べられないのだろうか。

 もし、そうだとしたら最近の安倍内閣支持率低下の原因の一旦はサラリーマンの暮らしが変わっていない、もしくはより厳しくなっていることもあるだろう。
 マスコミが作り出したアベノミクスの風に乗って今までやりたい放題やっていた政府だったが、国民の多くは自分たちの暮らしぶりが良くなることを期待して安倍首相やまわりの人間たちの振舞いに、時には片目を時には横を向いて見ないようにしてきたことが、限界になったのだろう。

 安倍晋三はどんな理由であろうと国民の間接的な信託を受けて就任した首相を投げ出した男である。そんな人間にもう一度チャンスを与えたことにも納得していなかったし、何でもてはやしてきたのかの方が当初から不思議だった。
 安倍首相は大嫌いだったが、アベノミクスの主要政策でもあるリフレには賛成していたが、それが間違っていることに気がついた。
 きっかけは元民主党顧問だった藤井裕久さんの著書、「政治改革の熱狂と崩壊」を読んだことだ。リフレ政策について著書の中で古くて新しい政策と両断しているのだ。そのわかり易い説明には、さすが東大法学部卒と納得したほどだ。

 給料日の前には気軽に牛丼を食べられないほど追いつめられている市井の人々。彼らは給料日前には何を食べているのだろうか。
 マスヲは副業していることもあるが、生きるための資本としてお昼くらいは食べたいものを食べている。体が欲しているものを食べることが健康につながると考えているからだ。朝食もよほどのことがない限り食べているし、1人分でも夕食もほぼ自炊している。牛丼を食べたくても我慢している人たちは体が納得してくれているのだろうか。

ブラマスヲ ~大須②~

 今日は昨日から天気が変わって朝から暑かった。朝ちょっとあわてたのでズボンに汗のシミがじんわりしてきて気持ち悪かった。マスヲの嫌いな夏が早く終わって欲しいと思う。
 昨日に引き続き今日もお昼休みは事務所近くを散策した。本当はもう少し足を延ばすつもりだったが、暑くてアーケード街でもあまり歩きたくなかったからだ。
 昨日、触れた中華街があった大須301ビルの3Fを見に行くことにした。エレベーターに上がると一番良い場所にサイゼリヤが出店している。今日のお昼は最初ここにしようかと思ったが、昨日のランチがデニーズだったこともあり、もう少し歩きながら考えてみることにした。
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 少し歩いてゆくとそのフロアが中華街だった名残だろうか。右手に中華料理屋がある。
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 通路を進んで行くと左手にメイドさんの大きなイラストが描かれている。その隣にメイドカフェの入口がある。
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 さらに通路を進んだ一番奥には怪しげな韓国料理屋があった。フロアガイドを見たときには最初ここでのランチも候補にしていたが、外から見た雰囲気とランチの値段に気持ちを削がれて辞めることにして、今来た通路を戻っていく。先ほどの中華料理屋でちょっとむかしに無くなった中華街に思いをはせながらランチを取ることにした。
 台湾ラーメン天津飯のよくあるランチセットを食べたが、残念ながらまた食べたいと思えるような味ではなかった。エレベーターに乗るためにサイゼリヤには行列が伸びていた。

 ビルから出てアーケードを少し歩くと通りの角に、郊外から最近では街中にまで出店が増えているドラッグストアが立っている。よく目立つ場所だったが、不思議と大須のアーケード街にもマッチしている。
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 家の洗濯用の洗剤が切れているのを思いだしたので、店内に入って普段使っている洗剤の詰替用とペットボトルの麦茶を買った。マスヲが今働いているビルの中の飲料自販機は定価だし、電子マネーなども使えないからだ。おまけにコンビニまでは少しあるので、仕事中に買いにいくには気持ち時間がかかり過ぎるからだ。

 ドラッグストアを出て上を見上げたら、見慣れない看板を見つけた。
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 大須もインバウンドに対応するために工夫しているようだ。こんなところにもグローバリズムの影響を感じた。

ブラマスヲ ~大須①~

 昨日からシステムエンジニアとして現場復帰していた。現場の事務所は大須万松寺商店街の中。ITの職種を選んでからは初めて大須で働くことになる。
 今の職種で働くとどうしても名古屋駅や伏見が多くなるために、平日の大須に寄ることは最近ほとんどなかったので、昨日に引き続き今日もお昼休みに事務所近くを散策した。大須に中華街が出来たとき、少しは盛り上がるかと思って期待していたが、今やその様子は跡形も無い。調べたら2009年に無くなったようだ。

 今日の日中は土砂降りの雨だったために、傘が無いとアーケードの外を歩くのは大変だったので、昼食も商業ビルの2Fにあるデニーズで摂ることにした。
 1Fから2Fに上がろうとしたらエスカレータが故障していたために、ちょっと回り道をすることになった。
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 裏通りから回って階段で2Fに上がると見慣れない情景があった。いい歳をした男性たちが負のオーラを纏いながらみんなで何かをみているようだ。しばらく進むと同じようなオーラを放った人たちがATMをゴツクしたような機械で何かを買っているようだ。
 ここでようやくマスヲは理解した。何かを買っていた人たちは競馬の勝馬投票券を購入していたのだ。購入場所は名古屋競馬サンアール大須と呼ばれていて、すぐ横にある場所でレースの実況が楽しめるような作りになっていて、その場所はサンアール大須と呼ばれているようだ。
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 その横を通り過ぎて昼食を摂るためにデニーズに向かった。入店したときの挨拶はおなじみの「デニーズへようこそ」だったが、店内の雰囲気が今まで利用した店舗とどことなく違った。
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 サービスがえらく簡易になっていた。水やおしぼりがセルフになっていたし、飲み物はドリンクバーなのだ。

 男の店員に禁煙か喫煙かを聞かれて禁煙席を選んだのだが、椅子のビニールが少し敗れていたし対面で2人がけのテーブルに案内されたが、1人でも食事をするのにも狭さを感じたほどだ。これではファーストフードかガストよりも酷い。
 隣の4人掛けのテーブルに3人の男性が座っていた。全員いい歳をしていてあきらかに全員マスヲよりは年上だろう。1人はスーツを着ていたがあとの2人はラフな格好をしていた。会話に耳を傾けると聞こえてくるのは競馬の話ばかりだった。
 彼らは食事をしないのか済んだのかわからなかったが狭いテーブルに競馬新聞を広げていた。その上に馬券や馬券を購入するためのマークシートが散らかっている。

 レースが始まったようだ。実況の音声がどこからか聞こえてきた。すると彼らはスマフォでレースの実況を音声付きで見ていた。小さな画面を全員で覗きこんでいる。レースが終わると全員が落胆していた。

 彼らがまだ肩を少し落としているときに、2人分のクリームあんみつが運ばれてきた。見ると私服の2人が注文したようだ。食べ方も子供のような食べ方で少し口についている。食べながらも競馬談義は盛り上がっていた。
 牝馬限定戦のことを女同士の醜い争いと口にしながら笑いあっていた。馬齢が若い馬のことを若いお姉ちゃんと例えたり、感でのヨミを女から誘われていたらイカンと言っていた。品はまったく感じなかったけれど、話を聞いていると3人ともなんだか憎めない。
 3人の結論は女同士の争いから逃げることにしたようだった。皆それぞれ女性に対して苦い思い出があるのかもしれない。確かにまだ午後からのレースがいくつもある。

 思わず、お仕事は何をされているんですか、と聞きたくなってくる。マスヲがフリーターだったころ、平日にパチンコ屋や競艇場にバイト友達と遊びに行ったら、人がたくさんいたことが不思議だったし、しばらくはそのことを一緒に遊びに行ったメンバーと口にした。

 数年後、そのうちの1人とマスヲが平日休みの仕事を選んだ。さすがに競艇場には行かなかったが2人でパチンコに行ったときに過去に思った疑問が氷解した。

 そのころマスヲの仕事は生花の仲卸をしていたので、仕事はほぼ毎日午前中に終わっていた。はっきり言って生花卸の業界はガラが悪い。「飲む打つ買う」を地で行くような人たちが多かった。
 マスヲもそのころは今では辞めている競馬を地方競馬にも手を出していたほどだった。
 仕事が終わり帰ろうとするとよく他の会社の人間がマスヲに声をかけて誘ってくれたからだ。最初は一緒に行くだけだったが、あるころから馬券を買うお金をマスヲから借りるために待っているように思えてくるようになった。
 それでもマスヲにとってはそれが不快でもなく、何故かほとんどの場合はその日の当たり馬券でお金を返してくれた。もちろん当たらない日もあったが、ある程度の期日までに返してくれたし、彼がマスヲに対しての借金はない。
 彼は外見も悪くなかったし、明るい性格もあって女性のお客にも人気があった。だが、それ以上に彼女が居たのにも関わらず、女性にだらしなかったのだがなんとなく憎めなかったが、今はどうしているだろう?